アルフォンス・ディーペンブロック

アルフォンス・ディーペンブロック
基本情報
生誕 (1862-09-02) 1862年9月2日
出身地 オランダの旗 オランダアムステルダム
死没 (1921-04-05) 1921年4月5日(58歳没)
ジャンル クラシック音楽
職業 作曲家文学者

アルフォンス・ディーペンブロックAlphonsus Johannes Maria Diepenbrock, 1862年9月2日 アムステルダム - 1921年4月5日)はオランダの作曲家文学者

経歴

アムステルダム大学で古典文学を専攻し、1888年セネカの生涯に関するラテン語の論文を提出して、優等で博士号を授与された。

作曲家としては、少年時代から完全に独学であり、ワーグナー半音階技法と16世紀ルネサンス音楽ポリフォニーを融合させた、独自の音楽語法を編み出していた。後年になると、ドビュッシーの音楽との出会いによって、印象主義的な洗練が加味された。

水準の高い文学作品をテクストとした声楽曲が、作品数を占めている。古代ギリシャの戯曲やラテン語典礼文を別とすれば、ゲーテノヴァーリスフォンデルブレンターノヘルダーリンハイネニーチェボードレールヴェルレーヌらの詩に霊感を求めている。


主要作品一覧

  • 祝日のミサ曲 Missa in die festo 1891年
  • テ・デウム Te Deum 1897年
  • 夜への賛歌 Hymne an die Nacht 1899年
  • Vondels vaart naar Agrippine 1903年
  • 大いなる沈黙のうちに Im Grossen Schweigen 1906年
  • Die Nacht 1911年
  • マルシュアス Marsyas 1910年
  • Gijsbreght van Aemstel 1912年
  • 鳥たち De Vogels 1917年
  • エレクトラ Electra 1920年

参考文献・外部リンク

  • 評伝(和蘭語)
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