エーワンベーカリーのうた

エーワンベーカリーのうた」は、1961年頃に発表された日本のコマーシャルソングである。

概要

この楽曲は大阪市北区南森町に本社があり、新梅田食道街天王寺駅に店舗を構える[注釈 1]エーワンベーカリーのPRを目的としたコマーシャルソングとして作成されたものである。

歌詞は3番まであり、1番が洋菓子を、2番がパンを、3番がアイスクリームをイメージして作成された。

この楽曲はザ・ピーナッツが歌唱した。作詞は花田鶴彦、作曲は同時期に「若い季節」を担当した桜井順であった。

当時エーワンベーカリーは、この楽曲が収録されたソノシートを店頭でクリスマスケーキの購入者に配布していた。ただし、このソノシートはこの楽曲以外にもクリスマスの定番ソングである小鳩くるみの「きよしこの夜」/和田弘とマヒナスターズの「ジングル・ベル」も収録されたものであった。

ザ・ピーナッツが引退したこと、エーワンベーカリーもCM放送を行わなくなったこともあり、現在ではこの楽曲は使用されていないが、2004年11月26日発売の「ザ・ピーナッツ メモリーズBOX」の7枚目「レア・モア・コレクション」に収録されている。

なお、音源は2番までしかなく、3番の音源は残っていない。配布されたソノシートも3番が未収録となっていた。このため、『ザ・ピーナッツ メモリーズBOX』も本楽曲は2番までの音源しか収録されていない。

日本音楽著作権協会 (JASRAC) に届出の楽曲題名は「エーワンベーカリーのうた」となっており、漢字書きの「エーワンベーカリーの歌」ではない。

脚注

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注釈

  1. ^ ただし、一時期は枚方市くずはモール内と京都府八幡市男山地区にも各1店舗ずつ有していたが、枚方市内の店舗は2004年のくずはモールの全面改築の際に、八幡市内の店舗に至っては2000年代初頭に閉店した。

出典

参考文献

  • キングレコード「ザ・ピーナッツ メモリーズBOX」解説書
  • エーワンベーカリー配布「Merry Christmas」ソノシート裏面 音符/歌詞
伊藤エミ (姉) - 伊藤ユミ (妹)
シングル

可愛い花 - 南京豆売り - キサス・キサス - 情熱の花 - 乙女の祈り - モスラの歌 - 悲しき16才 - 心の窓にともし灯を - マイ・ホーム・タウン - ルナ・ナポリターナ - スター・ダスト - 月影のキューバ - スク・スク - ヘロー・メリー・ルー - コーヒー・ルンバ - ふりむかないで - 私と私 - ジョニー・エンジェル - レモンのキッス - 恋のバカンス - ポカンポカン - 東京たそがれ/ウナ・セラ・ディ東京 - ジューン・ブライド - スーヴェニール東京 - ドンナ・ドンナ - 明日になれば - ローマの雨 - 銀色の道 - 東京ブルー・レイン - 恋のフーガ - 恋のロンド - 愛への祈り - ガラスの城 - 東京の女 - 大阪の女 - リオの女 - サンフランシスコの女 - 情熱の砂漠 - さよならは突然に - 浮気なあいつ - よこがお

アルバム
トリビュート
楽曲
CM・番組

エーワンベーカリーのうた - レナウンの唄 - 日本テレビの歌 - シャボン玉ホリデー - 小田急ピポーの電車 - ルルの唄 - キッコーマンの唄 - 若い季節 - かーんかーんカネボウ - 日立キドカラーの歌 - QRソング

みんなのうた
その他

白い恋人たち

出演
番組

魅惑の宵 - ザ・ヒットパレード - シャボン玉ホリデー(SP) - NHK紅白歌合戦 - エド・サリヴァン・ショー - カテリーナ・ヴァレンテ・ショー - ダニー・ケイ・ショー

映画
コンサート

ピーナッツ・ホリディ - 世界を駆ける可愛い花(10周年記念コンサート「ザ・ピーナッツ・フェスティバル」) - ザ・ピーナッツ さよなら公演

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