サウンド・イン"S"

サウンド・イン"S"
Sound Inn "S"
ジャンル 音楽番組
監修 前田憲男
出演者 当該節参照
製作
制作 BS-TBSTBS(かつての放送局)
放送
音声形式ステレオ放送(1978年11月26日 - )
放送国・地域日本の旗 日本
公式サイト
1974年4月から1975年3月
1975年10月から最終回
プロデューサー渡辺正文
放送期間1974年4月7日 - 1975年3月30日
1975年10月5日 - 1981年3月29日
放送時間日曜 23:00 - 23:30
放送分30分
1975年4月から1975年9月
プロデューサー同上
放送期間1975年4月6日 - 1975年9月28日
放送時間日曜 22:30 - 23:00
放送分30分
サウンド・イン"S" 音楽のじかん
プロデューサー服部英司
出演者石丸幹二、オードリー、中越典子ほか
放送期間2014年9月28日
放送時間日曜 14:00 - 14:54
放送枠スパニチ!!
放送分54分
回数1
Seiko presents Sound Inn "S"
(2015年4月から2019年3月)
プロデューサー服部英司、清水雅哉、清宮嘉浩
出演者恒松祐里(ナレーション)
放送期間2015年4月18日 - 2019年3月18日
放送時間第3土曜 23:00 - 23:30
放送枠未来へつなぐ。 土曜スタジアム
放送分30分
Seiko presents Sound Inn "S"
(2019年4月から)
放送期間2019年4月20日 -
放送時間第3土曜 18:30 - 19:00
放送分30分

特記事項:
SEIKO(服部時計店、後のセイコーグループ)の一社提供。
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サウンド・イン“S”』(Sound Inn "S")は、BS-TBSで毎月第3土曜日に放送されている音楽番組である。かつては、1974年4月から1981年3月までTBS系列局で放送されていた。この前番組が放送終了してから34年後の2015年4月18日から「Seiko presents Sound Inn "S"」として新たに放送されている。番組は、SEIKO(服部時計店、後のセイコーグループ)の一社提供である。

概要

フジテレビの『ミュージックフェア』に対抗した大人の音楽番組として、初代司会に佐良直美しばたはつみ由美かおるの3人を起用して放送を開始。レギュラー出演者・音楽監修に世良譲を起用したこともあり、ミュージックフェアよりも、ややジャズ、アメリカン・ポップスの選曲が多かった。その後、いしだあゆみを挟み、1977年より伊東ゆかりに司会は交替。レギュラーもその間、初期の由美かおるからタイム・ファイブ松崎しげると実力派の歌手に次々交替(しばたはつみは最終回まで出演)。ベテラン歌手や演歌歌手だけでなく、アイドル歌手も多数出演した。また、「東京音楽祭」でゴールデンカナリー賞などの各賞を受賞した国内外のアーティストが多く出演した。

初代司会者の3人の衣装はすべて自前のもので、1回放送分内に3着ほどを着用しており、費用は約20万円であった。また、番組のバックダンサーとなる「ホリデー・ガールズ」の衣装はTBS美術部によるもので、同じく1回分で5着ほど着用しており、回によっては1着30万円のものもあった[1]

当初はモノラル放送だったが、1978年11月26日放送分以降はステレオ放送化された。TBSの音楽番組では初のステレオ番組である。

各回の最後はレギュラー陣が曲を歌い、その合間に、次回ゲストの紹介を行うのが基本的なフォーマットだった。その際、バーを模したスタジオセットに、すでに次回ゲストが座って曲を聴いていて、カメラ目線で会釈する構図となっていた。

その後、スポンサーのSEIKOが撤退したことを受け、1981年、日立製作所が単独提供を引き受ける形で、同じメンバーでの続編、『Holiday』に衣替えした。

2014年9月28日、33年半ぶりに単発特別番組『サウンド・イン・S 音楽の時間』として復活した。その後、2015年4月18日からBS-TBSにて、毎月第3土曜日の23:00 - 23:30(『未来へつなぐ。 土曜スタジアム』枠の前半部扱い)にレギュラー放送が復活した。2019年4月20日からは、毎月第3土曜日の18:30 - 19:00に放送されている。

放送日時

  • 第3土曜 18:30 - 19:00(2019年4月20日 - )
    2020年1月18日から4月18日までの間は、毎週放送されていた(第3土曜のみ新作、その他の週は再放送)。

かつての放送日時

  • 日曜 23:00 - 23:30 (1974年4月7日 - 1975年3月30日)
  • 日曜 22:30 - 23:00 (1975年4月6日 - 1975年9月28日)
  • 日曜 23:00 - 23:30 (1975年10月5日 - 1981年3月29日)
  • 第3土曜 23:00 - 23:30(2015年4月18日 - 2019年3月16日)

出演者

歴代司会者

司会者
  • 初代0:佐良直美(1974年4月 - 1975年9月)
  • 2代目:いしだあゆみ(1975年10月 - 1977年9月)
  • 3代目:伊東ゆかり(1977年10月 - 1981年3月)
  • ロイ・ジェームス(時期不詳)
サブ司会格
  • しばたはつみ(1974年4月 - 1981年3月)
  • 由美かおる(1974年4月 - 1975年9月)
  • 松崎しげる(1977年10月 - 1981年3月)

レギュラー

  • 世良譲(音楽監修・演奏)
  • 宮本ヨシミ・ジュテーム(コーラスバンド)
  • タイム・ファイブ(コーラス担当)ほか
  • スペクトラム(準レギュラー)
  • ホリデー・ガールズ(名倉加代子、くりたゆり、千夏記、財津洋子)
    • ニュー・ホリデー・ガールズ(コーラス&ダンス担当。西田いく子、田中都、赤松由理、川村美晴)※川村は途中脱退
  • 演奏 - 高橋達也と東京ユニオン(通常レギュラー出演)・宮間利之とニューハード
  • 指揮 - 前田憲男

スタッフ

1974年4月から1981年3月
  • 監修:前田憲男
  • 特別協賛:東京音楽祭
  • プロデューサー:渡辺正文
Seiko presents Sound Inn "S"
  • ナレーション:恒松祐里
  • 構成:伊藤正宏、小泉泰成
  • TM:平木美和
  • TD:山根卓也
  • カメラ:間島啓輔
  • 音声:中村全希
  • PA:井上忠紀
  • 照明:清水朝彦
  • プロンプター:田中晶子、小池真一
  • 音響効果:小山竜一
  • EED:工藤泰士
  • MA:佐藤龍志
  • 美術プロデューサー:宇野宏美
  • 美術制作:杉山智之
  • デザイン:山口智広
  • 装置:上田怜、岡田健助
  • 電飾:住義仁、井上雄平
  • アクリル装飾:渡邊卓也
  • メイク:アーツ
  • 楽器:高井啓光
  • ミュージシャン・コーディネート:フェイス・ミュージック
  • 感染対策監修・指導:東京慈恵会医科大学 嘉糠洋陸
  • 制作協力:クラリシオン、BMC
  • TK:飛田亜也
  • 宣伝:大沼知央
  • 演出補:塩田綾子、絹川翔瑠
  • FD:植木修一
  • ディレクター:米澤孝祐、土屋佳弘
  • ライブ演出:柴田猛司、早川康弘
  • 演出:斉藤崇
  • プロデューサー:斉藤裕之(BS-TBS)、清宮嘉浩、櫟本憲勝[2]
  • 演出・プロデュース:服部英司(TBSテレビ)
  • 製作著作:BS-TBS、TBS

放送局

かつてのネット局

一部時差ネット局あり。なお、当時の少民放地域のTBS系列単独加盟局は、未ネットの局もあった。

TBSチャンネルでの再放送

CS放送TBSチャンネル(現・TBSチャンネル1)では、開始時期は不明ながら2007年9月6日まで再放送され、同日5:00のリピート放送をもって終了した。

レギュラー放送終了後には追悼特別番組としてたびたび放送されており、終了から約4年10ヶ月ぶりとなる2012年6月26日(初回放送)には同年5月に死去した尾崎紀世彦の出演した回を、2013年1月3日(初回放送)には前年10月に死去した桑名正博の出演した回をそれぞれ放送した。

西城秀樹没後、CSTBS2チャンネルにて西城秀樹出演回の#223、#263を2018年12月23日を皮切りに、2019年2020年と複数回ずつ放送されている。

サウンド・イン"S" 音楽のじかん

当番組が終了して33年半後の2014年9月28日、『サウンド・イン"S" 音楽のじかん』というタイトルで『スパニチ!!』(日曜14:00 - 14:54)枠で放送された(関東ローカル文字多重放送)。またBS-TBSでも、同年10月24日に“完全版”を放送した。引き続きセイコーグループが一社提供した。

司会

出演歌手

スタッフ

  • 舞台監督:植木修一
  • ライブ演出:柴田猛司
  • 演出:齋藤崇
  • プロデューサー:服部英司
  • 制作著作:TBS

スペシャルライブ2020

  • 斉藤慎二(ジャングルポケット)山形純菜TBSアナウンサーの司会で2020年2月27日に赤坂BLITZにおいて新型コロナウイルス対策のため無観客で収録された。2020年3月21日19:00-20:00(1時間)と4月18日(通常枠・30分)に放送[4]。なお、全曲ノーカット完全版が2020年5月23日、TBSチャンネル1で放送された。

脚注

[脚注の使い方]

出典

  1. ^ 福島民報』1975年5月28日付朝刊、8面。
  2. ^ “伝説の音楽番組『Seiko presents Sound Inn “S”』”. BS-TBS (2015年4月10日). 2024年2月14日閲覧。
  3. ^ 『福島民報』1974年10月4日 - 1975年6月27日付朝刊、テレビ欄。
  4. ^ “Sound Inn “S”スペシャルライブ パート1”. BS-TBS. 2020年3月21日閲覧。

外部リンク

  • BS-TBS|Sound Inn "S"
  • Sound Inn “S” 番組紹介 | セイコーと音楽 | セイコーホールディングス
  • サウンド・イン“S”|音楽|TBSチャンネル - TBS
  • Sound Inn S (@soundinns) - X(旧Twitter)
  • Sound Inn S Official (@soundinns) - Instagram
  • Sound Inn "S" (サウンドインs) (soundinns) - Facebook
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TBS系列 日曜23時台前半(一部地域を除く、1974.4 - 1975.3)
前番組 番組名 次番組
ザ・ホリデイ
サウンド・イン"S"
75全米プロゴルフ
(ここから毎日放送製作枠)
TBS系列 日曜22時台後半(一部地域を除く、1975.4 - 1975.9)
ミヤコ蝶々の夫婦善哉
腸捻転解消までは朝日放送製作枠、
NETテレビ系列&土曜22時台後半枠へ移動)
サウンド・イン"S"
TBS製作枠)
20世紀の映像
(ここから毎日放送製作枠)
TBS系列 日曜23時台前半(ここから再びTBS製作枠、一部地域を除く、1975.10 - 1981.3)
75全米プロゴルフ
(ここまで毎日放送製作枠)
サウンド・イン"S"
Holiday
BS-TBS 毎月第3土曜23時台前半(2015.4 - 2019.3)
おんな酒場放浪記
【金曜23時台後半へ枠移動】
Sound Inn "S"
(番組不定)
毎月第3土曜18時台後半(2019.4 - )
土曜ロードショー
(毎週土曜 18:30 - 20:54)
Sound Inn "S"
-
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  • 2014年のテレビ番組 (日本)
  • スパニチ!!
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  • セイコー一社提供番組