ジャンカルロ・スタントン

ジャンカルロ・スタントン
Giancarlo Stanton
ニューヨーク・ヤンキース #27
2019年6月21日
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 カリフォルニア州パノラマシティ
生年月日 (1989-11-08) 1989年11月8日(34歳)
身長
体重
6' 6" =約198.1 cm
245 lb =約111.1 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 外野手指名打者
プロ入り 2007年 MLBドラフト2巡目
初出場 2010年6月8日
年俸 $32,000,000(2023年)[1]
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)
国際大会
代表チーム アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
WBC 2013年2017年
この表について
この表はテンプレートを用いて表示しています。編集方法はTemplate:Infobox baseball playerを参照してください。

プロジェクト:野球選手  ■テンプレート

獲得メダル
男子 野球
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
ワールド・ベースボール・クラシック
2017 野球

ジャンカルロ・クルーズ=マイケル・スタントンGiancarlo Cruz-Michael Stanton, 1989年11月8日 - )は、アメリカ合衆国カリフォルニア州ロサンゼルス市パノラマシティ地区出身のプロ野球選手外野手指名打者)。右投右打。MLBニューヨーク・ヤンキース所属。

MLB初出場の2010年から2年間は、登録名をマイク・スタントン(Mike Stanton)としていた[2]ジアンカルロ・スタントンと表記されることもある。

マイアミ・マーリンズ及び前身球団(フロリダ・マーリンズ)の通算本塁打記録を保持している[3]

経歴

プロ入り前

父はアイルランド系アメリカ人、母はアフリカ系アメリカ人プエルトリコ人混血。にもかかわらずジャンカルロというイタリア系の名前をつけられたのは、単に両親がその名前を気に入っていたというだけで、特に深い意味はないという[4]。以前の登録名マイク(Mike)はミドルネーム・マイケル(Michael)の短縮形である。父と親類はマイク(またはマイキー)、母はもうひとつのミドルネーム(Cruz)で彼を呼ぶが、本人はジャンカルロが気に入っているという[5]。子供のころの好きな野球選手はロサンゼルス・ドジャースラウル・モンデシー。彼を観にスタントンは親子でドジャー・スタジアムを度々訪れており、1999年4月23日にフェルナンド・タティース朴賛浩から史上初の1イニング2満塁本塁打を放った試合も球場で生観戦していた[6]

地元カリフォルニア州サンフェルナンド・バレーのバードゥゴヒルズ高校で2年間を過ごしたのち、近くのノートルダム高校へ転校。そこでスタントンは野球アメリカンフットボールバスケットボールの3競技それぞれで優れた才能を発揮する。最上級生となった2006年から2007年にかけて、秋にはフットボールでディフェンシブバック兼レシーバーとしてチームを11勝1敗の好成績に導き、冬にはバスケットボールで1試合平均19.7得点・13.2リバウンドを記録、春には野球で打率.386、8本塁打という数字を残した[7]

卒業を控えた頃には、スタントンの進路選択に注目が集まる。南カリフォルニア大学は野球とフットボールの奨学生としてオファー。特に全米屈指の強豪として知られるフットボールでは、ヘッドコーチのピート・キャロルがスタントンと直接面会してタイトエンドとして勧誘した[8]

マーリンズ時代

2007年6月上旬に行われたMLBドラフト2巡目(全体76位)でフロリダ・マーリンズから指名[9]。迷った末、8月上旬にマーリンズと契約を結び、プロの野球選手になることを選んだ。

契約後、マイナーリーグベースボールでプロデビュー。最下層のルーキー級ガルフ・コーストリーグで8試合、SS-A級ジェームズタウン・ジャマーズで9試合の計17試合に出場した。シーズン終了後には『ベースボール・アメリカ』の若手有望株ランキングで、マーリンズ傘下では最高のパワーヒッターという評価を受けた[10]

2008年は、A級グリーンズボロ・グラスホッパーズで125試合に出場し、打率.293、39本塁打、97打点を記録。ただ「この成績は球場の狭さに助けられてのもの、翌年以降は続かない」という声があり、それがスタントンの耳にも入っていた[11]。その一方でシーズン途中には、7月終了時点で58勝51敗のナ・リーグ東地区3位につけていたマーリンズが、ポストシーズン進出のためにボストン・レッドソックスからトレードマニー・ラミレスを獲得しようとしたが、交換要員にスタントンを要求され拒否、結局トレードが実現しなかったということも起こっている[12]

2009年、オールスター・フューチャーズゲームに出場する。

2009年はAdv-A級ジュピター・ハンマーヘッズでシーズン開幕を迎え、50試合で打率.294、12本塁打、39打点という成績を残して、6月上旬にはAA級ジャクソンビルへ昇格。7月にはオールスター・フューチャーズゲームに選出され、試合では5回表の守備からジェイソン・ヘイワードに代わって途中出場している[13]。AA級昇格後は79試合で打率.231、16本塁打、53打点と成績を落とした。

2010年

2010年には同級にも適応。開幕から53試合で打率.313、21本塁打、52打点という数字を挙げる。5月6日の試合では推定飛距離500-550フィート(約152.4-167.6メートル)の本塁打を放ち、それを見ていたダン・メイヤー[要曖昧さ回避]がジョシュ・ジョンソンに「あんなに飛んだ打球は今まで見たことがない」と電話するほど[14]、スタントンの持つパワーは20歳にして既にAA級でも抜きんでたものとなっていた。6月6日にマーリンズはスタントンについて、AAA級ニューオーリンズ・ゼファーズを飛び越してメジャーへ昇格させることを決定。アラバマ州モンゴメリーに遠征に出ていたスタントンへ、球団オーナーのジェフリー・ローリアが自ら電話してそのことを告げた[15]。8日、シチズンズ・バンク・パークでのフィラデルフィア・フィリーズ戦に「7番・右翼手」として先発しメジャー初出場を果たす。20歳212日でのデビューは、2003年ミゲル・カブレラ(20歳67日)に次いで、球団史上2番目に若い[16]。この試合は2回表の初打席でカイル・ケンドリックから内野安打を放つなど、5打数3安打を記録した[17]。メジャー初本塁打は9試合目の出場となった18日のタンパベイ・レイズ戦で、マット・ガーザから満塁の場面で放った[18]。6月終了時点で19試合に出場し、打率.230、2本塁打、31三振と低迷していたが徐々に成績を上げていく。7月は月間打率こそ.233と前月と変わりないが、本塁打は7本放ち月間OPSも.906を記録。8月は、11日のワシントン・ナショナルズ戦で5打数5安打、1本塁打、4打点を記録し[19]、その日から3試合で4本塁打を放つなどの活躍で、その週の週間MVPを受賞した[20]。最終的には新人最多の22本塁打で1年目のシーズンを終えた。AA級ジャクソンビルでの成績と合わせると、この年スタントンは計43本塁打を放ったことになる。フィリーズ監督のチャーリー・マニエルも「彼よりボールを強く叩けるやつはいない」と感心していた[11]

2011年はスプリングトレーニング序盤で太腿を痛め、オープン戦にはわずか6試合しか出場できなかった。4月1日のニューヨーク・メッツとのシーズン開幕戦には4番・右翼として先発出場したが、太腿の調子が思わしくなく途中交代し[21]、翌日以降の1週間は出場を見合わせたり代打として出場したため、4月は22試合の出場で本塁打は2本にとどまる。また、6月には右目の視界がぼやけて見えるため試合を欠場したこともあった[22]。それでもシーズンを通してはリーグ5位の34本塁打。本塁打率15.2はプリンス・フィルダーに次いでリーグ2位だった。この年の6月からマーリンズの監督代行として指揮を執ったジャック・マキーオンは、かつて自分の下で若き主砲として活躍したカブレラとスタントンを「よく似ている」としたうえで、当時のカブレラと比べればスタントンの野球経験は短いのでまだ成長の余地があると期待を寄せている[23]

2012年

2012年は7月に膝を痛めて一時戦線離脱したものの、自己最高の37本塁打を放ち、長打率はリーグ1位だった。8月17日のメッツ戦(シティ・フィールド)では、この年のMLB最高飛距離となる494フィート(約150.6m)の特大本塁打を放った[24]。シーズン終了後の11月13日にはマーリンズが主力5選手をトロント・ブルージェイズに一斉放出する大型トレードが報じられ、自身のツイッターで球団に対する怒りをあらわにするつぶやきを発信した[25]

2013年はシーズン開幕前の2月27日に第3回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)アメリカ合衆国代表に選出された[26]

2014年1月17日にマーリンズと650万ドルの1年契約を結んだ[27]。9月11日のミルウォーキー・ブルワーズ戦で、マイク・ファイヤーズの投球が顔面に直撃し、負傷退場した。怪我は顔面の複雑骨折と診断され、シーズンの残りの試合を欠場した。負傷するまでは全試合となる145試合に出場し、37本塁打を打って自身初の打撃タイトルとなる本塁打王を獲得し、球団史上初の本塁打王となった[3]。また、シルバースラッガー賞(外野手部門)とハンク・アーロン賞も自身初めて受賞した。シーズンMVPの次点となるなど高く評価された(1位はクレイトン・カーショウ[28]。 オフの11月20日にマーリンズと北米プロスポーツ史上最高額となる総額3億2500万ドル+出来高[注 1]の13年契約[注 2](2028年・2500万ドルの球団オプション付き[29])に合意した[30][31]。この北米プロスポーツ史上最高額というのは年俸ではなく「総額」で史上最高という意味である[32]

2015年

2015年4月16日のメッツ戦で通算155本目の本塁打を記録し、ダン・アグラの持つ球団記録を更新した。6月26日の打席で三振した際に左手を痛めた。試合後、左手の有鉤骨の骨折が判明し、故障者リストに登録された。その後、オールスターゲームに外野手部門の2位で選出されたが辞退した。左手を骨折するまでに打率.265、27本塁打、67打点などの成績を残し、本塁打と打点で両リーグ1位だったが、故障から復帰することなくシーズンを終えた。

2016年、ホームランダービーで優勝する。

2016年は、5月上旬から6月中旬にかけて深刻な打撃不振に陥り、一時は打率1割台にまで低下した。6月下旬頃から復調すると、7月5日、6日の試合にかけて4打席連続本塁打を記録するなど復調し、前半戦トータルでは打率.233まで戻し、20本塁打を放った。オールスターゲームには選出されなかったが、ホームランダービーには出場。3戦合計で61本塁打を放ち、優勝した。なお、61本は2005年にボビー・アブレイユの達成した41本というダービー記録を大きく上回る歴代最多記録となった。8月13日に走塁中に脚を負傷して故障者リスト入りした[33]。不振や故障離脱の影響で119試合の出場に留まり、打率.240、27本塁打、74打点に終わった。右翼の守備は、106試合で4失策守備率.982だった。なお同年、通算200本塁打を達成。

2017年はシーズン開幕前の1月24日に自身のInstagram第4回WBCアメリカ合衆国代表への参加の意思を表明し[34]、2月9日に選出され、2大会連続2度目の選出となった[35]。大会を通じて打率こそ2割を切るものの、3月18日の準々決勝ドミニカ共和国戦で勝ち越し2ランを放つ活躍を見せる。3月22日の決勝プエルトリコ戦に勝利し、初の優勝を果たした[36]

シーズンでは前半戦を打率.277、27本塁打、60打点の成績で、2年ぶり4回目のオールスター選出を果たした。地元開催のオールスターゲームで期待されたが、ホームランダービーでは一回戦敗退、ゲームでは3打数無安打、2三振と結果は出せなかった。後半戦に入ると調子を大きく上げ、8月7日のナショナルズ戦でマックス・シャーザーから自己最多タイ記録となるシーズン37号本塁打を記録した[37]。8月11日に自身初のシーズン40本塁打を記録し、1996年にシーズン42本塁打を記録したゲイリー・シェフィールドに次いで球団史上2人目のシーズン40本塁打以上を記録した選手となった[3]。8月13日にシーズン42号本塁打を記録し、シェフィールドの球団シーズン本塁打記録に並ぶと同時に、通算250本塁打を達成した[38]。8月27日のパドレス戦でキャリア初となるシーズン50本塁打を達成し、史上6人目となる8月の段階でのシーズン50本塁打達成でもあった[39]。8月は打率.349、18本塁打を放ち、月間MVPを受賞した。なお8月に18本塁打を放ったのは、1937年のルディ・ヨークと並びタイ記録。最終戦には1番打者として先発出場するなど大台へのお膳立てがなされたが、残りの3試合で本塁打は出ずシーズントータルで59本塁打(歴代9位タイ)となった。それでも本塁打、打点、長打率はキャリアハイを記録し、OPSは自身初めて1.000を超えた(1.007)。また、本塁打、打点の二冠を獲得し、特に本塁打は2位と20本の大差を付けた。WARはfWARでリーグ2位の6.9、rWARでリーグトップの7.6を記録した。シーズンオフにはナ・リーグのMVPを受賞、2位のジョーイ・ボットとはわずか2ポイント差の接戦であった[40]

ヤンキース時代

2017年12月11日にスターリン・カストロホルヘ・グズマン(英語版)ホセ・デバースとの1対3のトレードで移籍した[41]

2018年

2018年は開幕戦で初打席を含めて、2本塁打を打った[42]。ヤンキースでの初年度の開幕戦でマルチ本塁打を打ったのはジョー・ペピトーン以来だった。5月15日に、1000本安打を達成した。6月4日のデトロイト・タイガース戦で2014年に顔面直撃死球を投げたマイク・ファイヤーズから再び死球を受け、激昂した。次の打席で、左翼へ本塁打を打ち、その際にファイヤーズに対して指を向けた。8月10日のテキサス・レンジャーズ戦では、2015年に導入されたスタットキャスト史上最速となる121.7mph(約196km/h)の本塁打を放った[43][44]。8月30日にフランシスコ・リリアーノからMLB歴代147人目となる通算300本塁打を記録した。最終的には158試合に出場し、打率.266、38本塁打、100打点、OPS.852だった。一方で211三振も記録し、球団記録を塗り替えた。ポストシーズンのワイルドカードゲームオークランド・アスレチックス戦では、ブレイク・トレイネンからポストシーズンにおける自身初の本塁打を打った。

2019年は開幕直後から左上腕二頭筋の故障で故障者リスト入り。その後も左肩、左脹脛、膝の故障で18試合の出場にとどまった。ポストシーズン、ALCS第1戦では本塁打を放ったが、内野安打で出塁した際に右大腿四頭筋を痛めて翌日は先発から外れた。

2020年Covid-19パンデミックによりシーズン60試合に縮小された。遅延された7月23日の開幕戦の1回表に本塁打を放ち、これはシーズン全体の1本目だった。しかし、ハムストリングスの故障に苦しみ、23試合の出場に留まった。ポストシーズンではワイルドカードゲームから満塁弾を含む5試合連続本塁打を記録し、球団史上初・MLB史上2位のこととなった[45]

2021年5月17日に左大腿を痛めて故障者リスト入りし[46]、2か月半程度の離脱。それでも3年ぶりに規定打席に到達し、打率.273、35本塁打、97打点、OPS.870の成績を残した。

選手としての特徴

フェースガード付きヘルメットを着用しているスタントン

打撃

打撃時のスタントン

規格外のパワーを持つ[47][48]MLBを代表する大砲。

打球速度が非常に速く、平均打球速度は97mph(約156km/h)となっており、MLBでもトップクラスの速さとなっている[49]。2015年以降の最高打球速度は123.9mph(約199km/h)[注 3]で、これはスタットキャストによる計測史上最速の打球速度である。三振は多いが、変化球に対する間の取り方も上手く[47]、失投を待ってスタンドに叩き込むパワーがある[51]

単に本塁打を量産するだけでなく、飛距離のある特大の一発や、ライナーがそのままスタンドに届くような低弾道の一発をよく放つ[51][48]

前述した2014年11月の顔面直撃死球により負傷した患部を守るため、2015年シーズン以降はフェースガード付きヘルメットでプレーしている。[52]

守備

強肩で、守備範囲も平均以上のレベルを誇る[47]。しかし、ニューヨーク・ヤンキース移籍以降は指名打者としての起用がほとんどであり、守備機会は少ない。

人物

父親や知人は彼のことを「マイク」や「マイキー」と呼び、高校時代からMLB2年目あたりまでは「マイク・スタントン」として知られていた。しかし2011-2012のオフシーズンに行ったヨーロッパ旅行で自分の名前に親しみを覚え、開幕前に本名である「ジャンカルロ」と呼ぶよう周知した。ちなみに母親はミドルネームの「クルーズ」で呼ぶ。[53]

幼少期はロベルト・クレメンテイバン・ロドリゲスを憧れとしていた[54]

2015年1月、マーリンズを代表する選手として、地元マイアミで開かれた世界3大ミスコンテストといわれるミス・ユニバースの審査員を務めた[55]

詳細情報

年度別打撃成績

















































O
P
S
2010 FLA
MIA
100 396 359 45 93 21 1 22 182 59 5 2 0 1 34 6 2 123 7 .259 .326 .507 .833
2011 150 601 516 79 135 30 5 34 277 87 5 5 0 6 70 6 9 166 11 .262 .356 .537 .893
2012 123 501 449 75 130 30 1 37 273 86 6 2 0 1 46 9 5 143 5 .290 .361 .608 .969
2013 116 504 425 62 106 26 0 24 204 62 1 0 0 1 74 5 4 140 10 .249 .365 .480 .845
2014 145 638 539 89 155 31 1 37 299 105 13 1 0 2 94 24 3 170 16 .288 .396 .555 .950
2015 74 318 279 47 74 12 1 27 169 67 4 2 0 3 34 6 2 95 5 .265 .346 .606 .952
2016 119 470 413 56 99 20 1 27 202 74 0 0 0 2 50 5 4 140 6 .240 .326 .489 .815
2017 159 692 597 123 168 32 0 59 377 132 2 2 0 3 85 13 7 163 13 .281 .376 .631 1.007
2018 NYY 158 705 617 102 164 34 1 38 314 100 5 0 0 10 70 5 8 211 17 .266 .343 .509 .852
2019 18 72 59 8 17 3 0 3 29 13 0 0 0 1 12 0 0 24 1 .288 .403 .492 .894
2020 23 94 76 12 19 7 0 4 38 11 1 1 0 0 15 1 2 27 4 .250 .387 .500 .887
2021 139 579 510 64 139 19 0 35 263 97 0 0 0 3 63 1 3 157 22 .273 .354 .516 .870
2022 110 452 398 53 84 7 0 31 184 78 0 0 0 3 50 2 0 137 8 .211 .297 .462 .759
2023 101 415 371 43 71 13 0 24 156 60 0 0 0 1 41 3 2 124 11 .191 .275 .420 .695
MLB:14年 1535 6437 5608 858 1454 285 11 402 2967 1031 42 15 0 37 738 86 51 1820 136 .259 .349 .529 .878
  • 2023年度シーズン終了時
  • 各年度の太字はリーグ最高
  • FLA(フロリダ・マーリンズ)は、2012年にMIA(マイアミ・マーリンズ)に球団名を変更

年度別打撃成績所属リーグ内順位























2010 21 ナ・リーグ - - - - - - - -
2011 22 - - - - 5位 - - -
2012 23 - - - - 2位 - - -
2013 24 - - - - - - - -
2014 25 - - - - 1位 2位 - 2位
2015 26 - - - - - - - -
2016 27 - - - - - - - -
2017 28 10位 - - - 1位 1位 - -
2018 29 ア・リーグ - - - - 7位 7位 - -
2019 30 - - - - - - - -
2020 31 - - - - - - - -
2021 32 - - - - - - - -
2022 33 - - - - 9位 - - -
2023 34 - - - - - - - -
  • -は10位未満(打率は規定打席未到達の場合も-と表記)

WBCでの打撃成績















































2013[56] アメリカ合衆国 5 21 17 0 4 0 0 0 4 1 0 0 0 4 1 0 3 0 .235 .281 .235
2017[57] 7 25 22 3 5 2 0 1 12 4 0 0 1 2 1 1 10 2 .227 .320 .455

年度別守備成績



左翼(LF) 中堅(CF) 右翼(RF)




































2010 FLA
MIA
- - 98 219 10 4 1 .983
2011 - 1 2 0 0 0 1.000 142 280 10 6 2 .980
2012 - - 117 257 6 7 1 .974
2013 - - 116 233 7 8 0 .968
2014 - - 143 319 7 6 1 .982
2015 - - 71 149 6 3 3 .981
2016 - - 106 215 5 4 0 .982
2017 - - 149 320 9 4 1 .988
2018 NYY 36 51 4 0 0 1.000 - 37 60 2 1 0 .984
2019 10 9 0 0 0 1.000 - 3 6 0 1 0 .857
2021 10 22 0 0 0 1.000 - 16 28 0 1 0 .966
2022 4 3 0 0 0 1.000 - 34 53 2 1 0 .982
2023 2 3 0 0 0 1.000 - 31 44 1 0 1 1.000
MLB 62 88 4 0 0 1.000 1 2 0 0 0 1.000 1063 2183 65 46 10 .980
  • 2023年度シーズン終了時
  • 各年度の太字はリーグ最高

タイトル

  • 本塁打王:2回(2014年、2017年)
  • 打点王:1回(2017年)

表彰

記録

背番号

  • 27(2010年 - )

代表歴

脚注

[脚注の使い方]

注釈

  1. ^ ワールドシリーズMVP、リーグチャンピオンシップシリーズMVP、レギュラーシーズンMVP、シルバースラッガー賞、オールスター選出、ゴールドグラブ賞の受賞で最大1年100万ドルが追加され、球団オプションが行使された2028年シーズンも行われる。
  2. ^ 2015年は650万ドル、2016年は900万ドル、2017年は1450万ドル、2018年は2500万ドル、2019年と2020年はそれぞれ2600万ドル、2021年と2022年はそれぞれ2900万ドル、2023年から2025年まではそれぞれ3200万ドル、2026年は2900万ドル、2027年は2500万ドル。
  3. ^ 2016年6月9日計測。記録は二併殺[50]

出典

  1. ^ “Giancarlo Stanton Contract Details, Salaries, & Earnings” (英語). Spotrac. 2023年6月27日閲覧。
  2. ^ Joe Frisaro / MLB.com, "Marlins slugger is Giancarlo, not Mike, Stanton," marlins.com, February 29, 2012. 2012年3月1日閲覧。[リンク切れ]
  3. ^ a b c Joe Frisaro (2017年8月11日). “Stanton continues torrid run with 40th homer” (英語). MLB.com. 2017年12月12日閲覧。
  4. ^ Dave Hyde, Sports Columnist, "Stanton is the Marlins' Next Great One," Sun Sentinel, May 12, 2010. 2010年12月19日閲覧。
  5. ^ “Marlins RF prefers Giancarlo Stanton”. ESPN (2012年2月29日). 2014年11月18日閲覧。
  6. ^ Joe Capozzi, "Marlins rookie Mike Stanton returns to L.A. roots," The Palm Beach Post, July 5, 2010. 2010年12月19日閲覧。
  7. ^ Eric Sondheimer,"With Stanton, Notre Dame is an all-season contender," Los Angeles Times, April 24, 2007. 2010年12月19日閲覧。
  8. ^ Ben Volin, "Mike Stanton could be a future star for the Florida Marlins," The Palm Beach Post, July 10, 2009. 2010年12月19日閲覧。
  9. ^ “2007 DRAFT TRACKER” (英語). MLB.com. 2023年7月16日閲覧。
  10. ^ Mike Berardino, "Organization Top 10 Prospects: Florida Marlins," BaseballAmerica.com, November 14, 2007. 2010年12月19日閲覧。
  11. ^ a b Joe Frisaro / MLB.com, "Stanton's pop doesn't stop in big leagues / Marlins rookie continues homer barrage after tearing up Minors," marlins.com, September 16, 2010. 2011年10月10日閲覧。
  12. ^ Jon Heyman, SI.com, "Red Sox send Ramirez to Dodgers, acquire Bay in three-team trade," SI.com, July 31, 2008. 2010年12月19日閲覧。
  13. ^ "World Futures vs. U.S. Futures - July 12, 2009," MLB.com. 2010年12月19日閲覧。
  14. ^ Joe Frisaro / MLB.com, "Loria backs Gonzalez, denies speculation / Owner wants Marlins to get back on track to reach goals," marlins.com, May 7, 2010. 2010年12月19日閲覧。[リンク切れ]
  15. ^ Ed Price, "Stanton Answers Marlins' Call in Debut," MLB FanHouse, June 8, 2010. 2010年12月19日閲覧。
  16. ^ Juan C. Rodriguez, Sun Sentinel, "Marlins top prospect Stanton gets much anticipated promotion," Sun Sentinel, June 6, 2010. 2010年12月19日閲覧。
  17. ^ "Jun 8, 2010, Marlins at Phillies Box Score and Play by Play," Baseball-Reference.com. 2010年12月19日閲覧。
  18. ^ "Jun 18, 2010, Rays at Marlins Box Score and Play by Play," Baseball-Reference.com. 2010年12月19日閲覧。
  19. ^ "Aug 11, 2010, Marlins at Nationals Box Score and Play by Play," Baseball-Reference.com. 2010年12月19日閲覧。
  20. ^ "Marlins rookie Mike Stanton named Bank of America Presents the National League Player of the Week," MLB.com, August 16, 2010. 2010年12月19日閲覧。
  21. ^ Joe Frisaro / MLB.com, "Stanton exits early with mild hamstring tightness / Saturday status uncertain, but manager doesn't think it's serious," marlins.com, April 1, 2011. 2011年10月10日閲覧。[リンク切れ]
  22. ^ Associated Press, "Mike Stanton out with eye infection," ESPN.com, June 18, 2011. 2011年10月10日閲覧。
  23. ^ Joe Frisaro / MLB.com, "Surging Stanton draws comparisons to Cabrera / Power-hitting outfielder reminds of fellow 'dangerous' hitter," marlins.com, August 11, 2011. 2011年10月10日閲覧。[リンク切れ]
  24. ^ ESPN Home Run Tracker :: Ballpark Detail - 2012 Season
  25. ^ Giancarlo Stanton is 'pissed off' and other Twitter reaction to the Marlins-Blue Jays blockbuster trade
  26. ^ Team USA final roster for WBC announced USABaseball.com (2013年2月22日) 2015年3月27日閲覧
  27. ^ Joe Frisaro (2014年1月18日). “Stanton's future remains a question despite pact” (英語). MLB.com. 2017年1月19日閲覧。
  28. ^ “カーショウがナ・リーグMVPに、投手としては1968年以来”. AFP通信 (2014年11月14日). 2014年11月15日閲覧。
  29. ^ 違約金は1000万ドル。
  30. ^ “Report: Marlins to sign Giancarlo Stanton to 13-year, $325 million deal” (英語). Sports Illustrated (2014年11月20日). 2017年12月12日閲覧。
  31. ^ Mark Polishuk; Steve Adams (2014年11月20日). “Marlins, Giancarlo Stanton Agree To 13-Year, $325MM Contract” (英語). MLB Trade Rumors. 2014年12月11日閲覧。
  32. ^ “スタントン、13年384億円の最高契約 マーリンズ発表”. 日本経済新聞 (2014年11月20日). 2014年11月21日閲覧。
  33. ^ “イチロー スタントン故障で右翼レギュラーに”. 東スポWeb (2016年8月15日). 2016年12月2日閲覧。
  34. ^ [1] Giancarlo Stanton (@giancarlo818) - Instagram (2017年1月24日) 2017年3月3日閲覧
  35. ^ USA Baseball Announces 2017 World Baseball Classic Roster Archived 2017年2月12日, at the Wayback Machine. USABaseball.com: The Official Site of USA Baseball (英語) (2017年2月9日) 2017年3月16日閲覧
  36. ^ Doug Miller (2017年3月22日). “American Beauty: USA dominates PR in final” (英語). World Baseball Classic. MLB.comm. 2017年12月12日閲覧。
  37. ^ Kyle Melnick; Daniel Shiferaw (2017年8月8日). “Marlins fall despite Stanton's 37th clout” (英語). MLB.com. 2017年12月12日閲覧。
  38. ^ Joe Frisaro (2017年8月13日). “Stanton ties franchise mark with 42nd homer” (英語). MLB.com. 2017年12月12日閲覧。
  39. ^ Joe Frisaro; Patrick Pinak (2017年8月27日). “Marlins 'Cruz' to sweep on Stanton's 50th HRd” (英語). MLB.com. 2017年12月12日閲覧。
  40. ^ Joe Frisaro (2017年11月16日). “Marlins' Giancarlo Stanton wins NL MVP Award” (英語). MLB.com. 2017年12月12日閲覧。
  41. ^ Bryan Hoch (2017年12月11日). “Got Giancarlo? Yanks go big: Stanton ovation!” (英語). MLB.com. 2017年12月12日閲覧。
  42. ^ “Giancarlo Stanton has monstrous opening day with Yankees”. MLB. 2018年3月29日閲覧。
  43. ^ “Giancarlo Stanton once again hits hardest-hit home run in MLB history, this time at 121.7 mph”. sports.yahoo.com. 2019年3月4日閲覧。
  44. ^ “Statcast Leaderboard” (英語). baseballsavant.com. 2019年3月4日閲覧。
  45. ^ “ヤ軍・スタントン 球団PS新記録の5戦連続本塁打!地区Sは3戦4発“サイクル本塁打”マーク”. スポニチ Sponichi Annex. 2022年5月17日閲覧。
  46. ^ Bryan Hoch (2021年5月18日). “Yankees lose Stanton (quad strain) to IL” (英語). MLB.com. 2021年5月19日閲覧。
  47. ^ a b c 友成那智、村上雅則『メジャーリーグ・完全データ選手名鑑2011』2011年、291頁。ISBN 978-4-331-51518-1。 
  48. ^ a b 友成那智、村上雅則『メジャーリーグ・完全データ選手名鑑2013』2013年、324頁。ISBN 978-4-331-51711-6。 
  49. ^ baseballsavant - mlb.com2017年2月10日閲覧。
  50. ^ Landers, Chris (2016年6月10日). “This Giancarlo Stanton grounder is the hardest-hit ball ever recorded by Statcast”. CUT4 by MLB.com. 2020年1月8日閲覧。
  51. ^ a b 友成那智、村上雅則『メジャーリーグ・完全データ選手名鑑2012』2012年、317頁。ISBN 978-4-331-51612-6。 
  52. ^ “スタントン、顔覆うヘルメット装着…大リーグ公式サイト特集”. スポーツニッポン (2015年2月4日). 2015年3月1日閲覧。
  53. ^ Witz, Billy (2018年4月2日). “How Giancarlo Stanton Let Go of ‘Mike’ and Embraced Who He Is”. The New York Times. ISSN 0362-4331. https://www.nytimes.com/2018/04/02/sports/baseball/giancarlo-stanton-yankees.html 
  54. ^ “Marlins RF wants to be called Giancarlo Stanton”. ESPN.com. 2012年2月29日閲覧。
  55. ^ “その“目”が活きたか?マーリンズのスタントンがミスコン審査員”. スポーツニッポン (2015年1月26日). 2015年1月26日閲覧。
  56. ^ 2013 WBC Player Hitting StatsMLB.com 2023年4月5日閲覧
  57. ^ 2017 WBC Player Hitting StatsMLB.com 2023年4月5日閲覧

関連項目

外部リンク

ウィキメディア・コモンズには、ジャンカルロ・スタントンに関連するカテゴリがあります。

  • 選手の通算成績と情報 MLB、ESPN、Baseball-Reference、Fangraphs、The Baseball Cube、Baseball-Reference (Register)
  • Giancarlo Stanton stats MiLB.com (英語)
  • Giancarlo Stanton (@giancarlo818) - Instagram
  • Giancarlo Stanton (@Giancarlo818) - X(旧Twitter)
ニューヨーク・ヤンキース ロースター
投手
捕手
  • 94 カルロス・ナルバエス(英語版)
  • 96 オーガスティン・ラミレス(英語版)
  • 39 ホセ・トレビーノ(故障者リスト)
  • 88 オースティン・ウェルズ
内野手
外野手
指名打者
  • 27 ジャンカルロ・スタントン
監督・コーチ
  • 17 アーロン・ブーン(監督)
  • 68 ブラッド・オースマス(ベンチコーチ)
  • 62 ジェームズ・ロウソン(英語版)(打撃コーチ)
  • 78 ケイシー・ダイクス(英語版)(打撃コーチ補佐)
  • 66 パット・ロエスラー(英語版)(打撃コーチ補佐)
  • 77 マット・ブレイク(英語版)(投手コーチ)
  • 79 デシー・ドゥルーシェル(英語版)(投手コーチ補佐)
  • 75 トラビス・チャップマン(英語版)(一塁コーチ)
  • 67 ルイス・ロハス(三塁コーチ)
  • 60 マイク・ハーキー(ブルペンコーチ)
  • 76 タナー・スワンソン(英語版)(クオリティ・コントロール兼捕手コーチ)
公式サイト(英語)より 40人ロースター 監督・コーチ一覧 2024年5月10日更新
 
業績
ナショナルリーグMVP
チャルマーズ賞
リーグ表彰

以下、全米野球記者協会(BBWAA)による表彰

1930年代
1940年代
1950年代
1960年代
1970年代
1980年代
1990年代
2000年代
2010年代
2020年代
ナショナルリーグ本塁打王
1870年代
1880年代
1890年代
1900年代
  • 00 ハーマン・ロング(英語版)
  • 01 サム・クロフォード
  • 02 トミー・リーチ(英語版)
  • 03 ジミー・シェッカード
  • 04 ハリー・ラムリー(英語版)
  • 05 フレッド・オドウェル(英語版)
  • 06 ティム・ジョーダン(英語版)
  • 07 デーブ・ブレイン(英語版)
  • 08 ティム・ジョーダン(英語版)
  • 09 レッド・マレー(英語版)
1910年代
1920年代
1930年代
1940年代
1950年代
1960年代
1970年代
1980年代
1990年代
2000年代
2010年代
2020年代
ナショナルリーグ打点王
1870年代
1880年代
1890年代
1900年代
1910年代
1920年代
1930年代
1940年代
1950年代
1960年代
1970年代
1980年代
1990年代
2000年代
2010年代
2020年代
1980年代
1990年代
2000年代
2010年代
2020年代
  • 投手
  • 捕手
  • 一塁手
  • 二塁手
  • 三塁手
  • 遊撃手
1990年代
2000年代
2010年代
2020年代
1960年代
1970年代
1980年代
1990年代
2000年代
2010年代
2020年代
 
アメリカ合衆国の旗 野球アメリカ合衆国代表
アメリカ合衆国の旗 野球アメリカ合衆国代表 - 2013 ワールド・ベースボール・クラシック
監督
コーチ
投手
捕手
内野手
外野手
アメリカ合衆国の旗 野球アメリカ合衆国代表 - 2017 ワールド・ベースボール・クラシック 1 1位 優勝
監督
コーチ
投手
捕手
内野手
外野手
典拠管理データベース ウィキデータを編集
全般
  • VIAF
  • WorldCat
国立図書館
  • アメリカ
この記事は以下のカテゴリでも参照できます
ジャンカルロ・クルーズ=マイケル・スタントンに関するカテゴリ:
  • 本名のリダイレクト
マイク・スタントン (外野手)に関するカテゴリ:
  • フロリダ・マーリンズのドラフト指名選手
  • フロリダ・マーリンズの選手