トーステン・ロイブル

トーステン・ロイブル

トーステン・ロイブルTorsten Loibl1972年5月1日 - )は、ドイツのプロバスケットボール指導者。ケムニッツ出身。ヨーロッパ最高クラスたるFIBA-DBB・A級ライセンスを保持している。

来歴

23歳よりプロバスケットボールコーチとなる[1]

2006年に来日し、トヨタ自動車アルバルクのヘッドコーチを2シーズン務め、2006-07シーズンにはオールジャパン・リーグの2冠に導き、コーチ・オブ・ザ・イヤーを受賞。

帰国後、ケムニッツ99sのヘッドコーチ就任。2011年にはドイツAリーグコーチ・オブ・ザ・イヤーを受賞。

2011年、トヨタ時代の教え子、折茂武彦が選手兼代表を務めるレバンガ北海道のヘッドコーチに招かれる[1]。2012年退任し、男子日本代表のアソシエイトヘッドコーチに就任。

2015年1月に日本バスケットボール協会改革のため結成されたFIBAタスクフォース(チェアマン:川淵三郎)において、バスケットボールデベロップメントワーキンググループのリーダーを務めた。

同年7月、アンダーカテゴリ(U-19、U-18、U-17、U-16)の男子日本代表チームヘッドコーチに就任した。任期は8月から3シーズン[2]。FIBA U19バスケットボールワールドカップ2017で10位。

2018年9月、3x3日本代表(男子女子)のディレクターコーチ兼ヘッドコーチに就任[3]。FIBA 3x3 U23 ワールドカップ2019で女子チームが金メダル獲得を達成。この優勝は日本勢にとって男女全カテゴリー通じて初の世界大会優勝である。2021年開催の東京オリンピックをもって退任[4]

脚注

  1. ^ a b 朝日新聞デジタル. “レバンガ北海道HCに就任 ロイブルさん”. http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000951108160002 2012年3月25日閲覧。 
  2. ^ アンダーカテゴリー男子日本代表チーム ヘッドコーチの選任について2015年7月15日
  3. ^ 3x3日本代表のさらなる強化へ、トーステン・ロイブル氏がHCに就任2018年9月19日
  4. ^ “「バスケットボール男子・女子日本代表チーム」新ヘッドコーチ就任のお知らせ”. 日本バスケットボール協会 (2021年9月21日). 2021年9月22日閲覧。

外部リンク

  • Euro Basketball Academy
トヨタ自動車アルバルクHC 2006-2008
レバンガ北海道HC 2011-2012
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