ニメレン川

ニメレン川(ニメレンがわ、ロシア語: Нимелен,中国語: 尼梅連河)は、ロシア連邦ハバロフスク地方を流れるアムグン川の左支流である。

満州語ではイミレン川(Imilen bira)と呼ばれており[1]、現在の河川名もこれに由来する。清代には漢語で額密勒河と表記されていたが、現代中国語では尼梅連河と表記する。

概要

アムグン川流域

ニメレン川はヤム=アリンを源流とし、川の長さは311㎞、流域面積は14,100㎢である。平均水消費量は118m³/ sであるが、5月から9月の間にはしばしば洪水が発生する。

参考文献

  • 承志『ダイチン・グルンとその時代』名古屋大学出版会、2009年

脚注

  1. ^ 承志2009,210-212頁
アムール川本流
スンガリ川水系

スンガリ川(松花江) - 牡丹江 - 呼蘭河 - 拉林河 - 阿什河

ノン川水系
アルグン川水系
ゼヤ川水系
ブレヤ川水系
アムグン川水系

アムグン川(興袞河) - ニメレン川(額密勒河)

ウスリー川水系