ヒョーゴノスケ

ヒョーゴノスケ
生誕 日本の旗 日本広島県
国籍 日本の旗 日本
職業 イラストレーター
漫画家
活動期間 2012年-
ジャンル イラスト、児童書挿絵、エッセイ漫画
代表作ドラえもん のび太の南極カチコチ大冒険』ポスター、イメージボード
『今日も娘と。』
公式サイト hyogonosuke.com
テンプレートを表示

ヒョーゴノスケは、日本イラストレーター漫画家広島県出身[1][2]神奈川県横浜市在住[3]

来歴

16歳の時に「週刊少年ジャンプ」で漫画家デビュー[1]高橋陽一のアシスタントが初仕事で[4]、20歳前後の頃はガモウひろしらのアシスタントを務めた[5]。その後ゲーム業界へ転身[1]。ゲーム会社に勤めデザインチーフやアートディレクターを担当する[6]傍らで児童書の挿絵などを描くイラストレーターとしても活動。2017年には『ドラえもん のび太の南極カチコチ大冒険』のポスターが話題になった[7][8]。2017年4月30日を以て勤めていた会社が解散、同年5月以降はフリーのイラストレーターとして活動[6]

2017年からTwitterに実録体験マンガをアップしたところ大きな反響があった[5][9]。これを受けて出版社の担当編集と書籍出版を見据え、娘との日常を描いた漫画をTwitterに投稿するようになり[9]、こちらも大きな反響を得た[2]。2018年3月にはTwitterに投稿した漫画に描き下ろしを加えた単行本を出版した[9][10]

人物・作風

『今日も娘と。』にはヒョーゴノスケ本人と娘以外の家族が登場しないが、「出すタイミングを失った」だけで妻(娘の母)がいる[11]

イラストレーターとしてはアウトラインの無い絵を描くことが多く、特徴となっている[9]

作品リスト

イラスト

挿絵

  • 『ホラー横丁13番地』シリーズ(著:トミー・ドンババンド(英語版)、訳:伏見操、偕成社[1][3]
    1. 「吸血鬼の牙」 2012年1月 ISBN 978-4-03-521710-7
    2. 「魔女の血」 2012年2月 ISBN 978-4-03-521720-6
    3. 「ミイラの心臓」 2012年2月 ISBN 978-4-03-521730-5
    4. 「ゾンビの肉」 2012年3月 ISBN 978-4-03-521740-4
    5. 「骸骨の頭」2012年3月 ISBN 978-4-03-521750-3
    6. 「狼男の爪」2012年3月 ISBN 978-4-03-521760-2
  • 『暗号クラブ』シリーズ(著:ペニー・ワーナー(英語版)、訳:番由美子、KADOKAWA/角川書店[3]
    1. 「ガイコツ屋敷と秘密のカギ」2013年4月16日発行、ISBN 978-4-04-066430-9
    2. 「ゆうれい灯台ツアー」 2013年7月30日発行、ISBN 978-4-04-066605-1
    3. 「海賊がのこしたカーメルの宝」 2013年12月6日発行、ISBN 978-4-04-066178-0
    4. 「よみがえったミイラ」 2014年7月18日発行、ISBN 978-4-04-066928-1
    5. 「謎のスパイを追え!」 2015年8月5日発行、ISBN 978-4-04-103524-5
    6. 「エンジェル島キャンプ事件」 2015年12月2日発行、ISBN 978-4-04-103792-8
    7. 「マジック・ランドで行方不明!?」 2016年8月5日発行、ISBN 978-4-04-104516-9
    8. 「犯人は学校の中にいる!」 2016年12月12日発行、ISBN 978-4-04-104517-6
    9. 「暗号クラブ、日本へ!」 2017年4月14日発行、ISBN 978-4-04-104518-3
    10. 「ミステリー館のかくし部屋」 2017年8月10日発行、ISBN 978-4-04-106072-8
    11. 「暗号クラブ vs. スーパー★スパイ・クラブ」 2017年12月7日発行、ISBN 978-4-04-106073-5
    12. 「なげきの洞くつとビッグフット」 2018年3月22日発行、ISBN 978-4-04-106074-2
    13. 「ホピ族からのメッセージ」 2018年7月19日発行、ISBN 978-4-04-106576-1
    14. 「ゾンビの呪いに気をつけろ!」 2018年12月13日発行、ISBN 978-4-04-106577-8
  • 『ふたご探偵』シリーズ(著:ペニー・ワーナー、訳:番由美子、KADOKAWA/角川書店)[3]
    1. 「ゆうれい屋敷の暗号」 2018年7月19日発行、ISBN 978-4-04-106687-4
    2. 「消えた発明品の謎」 2019年1月24日発行、ISBN 978-4-04-106688-1
  • 『ぼくはこうして生き残った!』シリーズ(著:ローレン・ターシス(英語版)、訳:河井直子、KADOKAWA/メディアファクトリー[3]
    1. 「人食いザメ事件」2014年8月8日発行、ISBN 978-4-04-066942-7
    2. 「9.11テロ事件」 2014年8月8日発行、ISBN 978-4-04-066943-4
    3. 「タイタニック号沈没事件」 2014年11月7日発行、ISBN 978-4-04-067163-5
    4. 「東日本大震災」 2015年2月6日発行、ISBN 978-4-04-067362-2
    5. 「火山の大噴火」 2015年2月6日発行、ISBN 978-4-04-067363-9
    6. 「巨大ハリケーン!」 2015年4月24日発行、ISBN 978-4-04-067606-7
    7. 「ナチスとの戦い」 2015年7月10日発行、ISBN 978-4-04-067707-1
    8. 「太平洋戦争・開戦の日」 2015年11月11日発行、ISBN 978-4-04-103789-8
  • 『ダーク・ライフ 海底の世界』(著:カット・フォールズ(英語版)、訳:岡本由香子、KADOKAWA/角川書店 2016年1月29日発行)[3]
    1. 上巻 ISBN 978-4-04-103968-7
    2. 下巻 ISBN 978-4-04-103969-4

絵本

  • いつでもカービィ 3 勇気をキミに(文章:谷口あさみ小学館、2020年3月27日発行、ISBN 978-4097250647)
  • いつでもカービィ 4 カービィのちいさな世界(文章:谷口あさみ、小学館、2020年9月4日発行、ISBN 978-4097250746)
  • いつでもカービィ 9 カービィのひとり時間(文章:谷口あさみ、小学館、2022年9月7日発行、ISBN 978-4097251804)

漫画

  • 『今日も娘と。』(KADOKAWA、2018年3月16日発行 ISBN 978-4-04069-793-2)[10]

出典

[脚注の使い方]
  1. ^ a b c d “ヒョーゴノスケ”. 偕成社. 2018年5月4日閲覧。
  2. ^ a b ヒョーゴノスケ、世紀末『【世紀末×ヒョーゴノスケ】Twitter発のマンガ家ふたりがお互いの魅力を語り合う!【前編】』(インタビュアー:近藤世菜)、ダ・ヴィンチニュース、2018年3月21日。https://ddnavi.com/interview/445019/a/2018年5月4日閲覧 
  3. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w “ヒョーゴノスケのサイト”. 2018年5月4日閲覧。
  4. ^ ヒョーゴノスケ [@hyogonosuke] (2018年5月30日). "高橋陽一先生のアシスタントが人生初の仕事でした。". X(旧Twitter)より2018年5月31日閲覧
  5. ^ a b 宮原れい (2017年7月27日). “まさしく正義の職場 「ラッキーマン」ガモウ先生の元アシスタントが当時の“唯一の不満”を描いた漫画が話題に”. ねとらぼ. 2018年5月4日閲覧。
  6. ^ a b ヒョーゴノスケ『「大丈夫!私のお年玉があるから」 会社が解散、娘の一言に救われた』(インタビュアー:若松真平)、withnews、2017年8月23日。https://withnews.jp/article/f0170823002qq000000000000000W00o10101qq000015786A2018年5月4日閲覧 
  7. ^ a b “『映画ドラえもん』最新作 「期待値高まる」イメージボードをポスター化”. ORICON NEWS (2017年2月27日). 2018年5月4日閲覧。
  8. ^ a b Kikka (2017年3月10日). “映画「ドラえもん」のグッとくるポスターはなぜ生まれた? ストーリーボードポスター誕生の経緯を取材”. ねとらぼ. 2018年5月4日閲覧。
  9. ^ a b c d ヒョーゴノスケ、世紀末『【世紀末×ヒョーゴノスケ】Twitter発のマンガ家ふたりがお互いの魅力を語り合う!【後編】』(インタビュアー:近藤世菜)、ダ・ヴィンチニュース、2018年3月22日。https://ddnavi.com/interview/445053/a/2018年5月4日閲覧 
  10. ^ a b “ヒョーゴノスケが娘との何気ない日々を綴る実録マンガ「今日も娘と。」単行本に”. コミックナタリー (2018年3月16日). 2018年5月4日閲覧。
  11. ^ 『今日も娘と。』あとがき
  12. ^ 桑原健太郎 (2017年1月28日). “「ラブライブ!サンシャイン!!」セレクトショップが東京・大阪・博多の3大都市で開催決定!”. ウォーカープラス. 2018年5月4日閲覧。
  13. ^ 藤井もか (2017年5月26日). “「ラブライブ!サンシャイン!! プレミアムショップ」が新東名高速道路 NEOPASA駿河湾沼津上り線内にオープン!”. ORICON NEWS. 2018年5月4日閲覧。
  14. ^ “浴衣のAqoursがまぶしい!沼津夏祭りのコラボクリアファイル”. ウォーカープラス (2017年7月21日). 2018年5月4日閲覧。
  15. ^ “缶入り茶「ぬまっちゃ」 「ラブライブ!」デザイン発売へ”. 静岡新聞. (2017年12月13日). http://www.at-s.com/news/article/economy/shizuoka/newface/436340.html 2018年5月4日閲覧。 
  16. ^ “Split BoB、新譜ジャケイラストをヒョーゴノスケが担当”. OTOTOY (2016年12月7日). 2018年5月4日閲覧。
  17. ^ “『初音ミク×手塚治虫展』にコラボイラストなど30点超 冨田勲の公演も紹介”. CINRA.NET (2017年6月25日). 2018年5月4日閲覧。
  18. ^ “「スプラトゥーン2」特集になもり、安部真弘、ちょぼらうにょぽみら10名”. コミックナタリー (2017年7月20日). 2018年5月4日閲覧。
  19. ^ “【数量限定カバー版】【日本語版アメコミ/グラフィックノベル】アドベンチャー・タイム プレイング・ウィズ・ファイア”. 豆魚雷. 2018年5月4日閲覧。
  20. ^ “「RWBY トレーディングアクリルキーホルダー」9月22日(金)より期間限定のPOPUP SHOPにて発売!”. PR TIMES (2017年9月21日). 2018年5月4日閲覧。
  21. ^ “ポケモングッズのイラストを手がけたヒョーゴノスケ氏の日常漫画が「いいね」1万7千超え! 愛娘との微笑ましい会話に笑顔広がる”. インサイド (2017年11月14日). 2018年5月4日閲覧。
  22. ^ “エンドカード - スペシャル”. TVアニメ「3月のライオン」公式サイト. 2018年5月4日閲覧。
  23. ^ “ももいろクローバーZ、連続リリース第1弾MV公開”. BARKS (2018年8月10日). 2019年4月9日閲覧。
  24. ^ “おかあさんといっしょ「プリンセスミミィ」オープニングアニメ”. 3D-Blog (2018年4月13日). 2019年4月9日閲覧。
  25. ^ “「モンスト展」浅野いにおのモンストローズなど展示の一部画像が到着”. コミックナタリー (2018年9月28日). 2019年4月9日閲覧。
  26. ^ “老師敬服 / Master of Respect”. ホビージャパン. 2019年4月9日閲覧。
  27. ^ “本日公開!北山宏光主演『トラさん』新カット含むSP映像解禁”. dmenu映画 (2019年2月15日). 2019年4月9日閲覧。
  28. ^ “トレーディングアクリルチャーム 『ペルソナ』シリーズ クリエイターズver.”. コトブキヤ. 2019年4月9日閲覧。
  29. ^ ヒョーゴノスケ [@hyogonosuke] (2023年2月9日). "今日から上映! イメージボードとキービジュアルを描かせていただきました ぜひ見に来てくださいね! (あ、ちなみに一枚目の絵は僕の絵ではなく劇中のカットだと思います". X(旧Twitter)より2023年5月7日閲覧
  30. ^ ヒョーゴノスケ [@hyogonosuke] (2023年4月17日). "実は劇中に出てくるひみつ道具をデザインさせていただきました ドラえもんのひみつ道具をデザインできるなんてもうこの人生に悔いは無いわ". X(旧Twitter)より2023年5月7日閲覧
  31. ^ ヒョーゴノスケ [@hyogonosuke] (2023年2月9日). "キャラクターデザインで参加させていただきました!どんなゲームになるんだろう…僕も楽しみです". X(旧Twitter)より2023年8月23日閲覧
  32. ^ ヒョーゴノスケ [@hyogonosuke] (2023年7月17日). "夏休みオープンワールド『なつもん!』のイメージイラストを描かせていただきました!". X(旧Twitter)より2023年8月23日閲覧
  33. ^ “TVアニメ「天穂のサクナヒメ」とおにぎり専門店「おにぎり まんま」のコラボショップが7月30日より開催。コラボおにぎりとグッズを販売”. 4Gamer.net (2024年6月18日). 2024年6月18日閲覧。
  34. ^ ヒョーゴノスケ [@hyogonosuke] (2024年6月18日). "天穂のサクナヒメ×おにぎりまんま コラボイラストを描かせていただきました!!🍙". X(旧Twitter)より2024年6月18日閲覧

外部リンク

  • ヒョーゴノスケのサイト
  • ヒョーゴノスケ (@hyogonosuke) - X(旧Twitter)
  • HYOGONOSUKE - Tumblr
典拠管理データベース ウィキデータを編集
全般
  • VIAF
国立図書館
  • 日本