プロジェクト・ニム

プロジェクト・ニム
Project Nim
監督 ジェームズ・マーシュ
製作 サイモン・チン
製作総指揮 ジョン・バトセック
ニック・フレイザー
Hugo Grumbar
ジェイミー・ローレンソン
Andrew Ruhemann
音楽 マイケル・シモンズ
撮影 ディコン・ハインクリフェ
編集 ジンクス・ゴッドフリー
公開 アメリカ合衆国の旗 2011年1月20日SFF
アメリカ合衆国の旗 2011年7月8日(限定)
イギリスの旗 2011年8月12日
日本の旗 2011年10月25日TIFF
製作国 イギリスの旗 イギリス
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
言語 英語
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プロジェクト・ニム』(Project Nim)は、ジェームズ・マーシュ監督による2011年のドキュメンタリーである。

第84回アカデミー賞長編ドキュメンタリー映画賞のノミネート候補15作品に選ばれている[1]

内容

1970年代にアメリカで実際に行われ、話題となった実験があった。言語習得過程の解明のため、チンパンジーニム(英語版)を人間同然に育てるという実験である。その実験の経過、そして顛末と、実験が停止された後のニムの生涯を追ったドキュメンタリー[2][3]

評価

Rotten Tomatoesでは123件の評論家レビュー中、97%が高評価を与えている[4]

受賞とノミネート

部門 対象 結果
サンダンス映画祭 監督賞(ワールド・シネマ・ドキュメンタリー部門) ジェームズ・マーシュ 受賞
全米製作者組合賞 ドキュメンタリー映画賞 サイモン・チン ノミネート
サテライト賞 ドキュメンタリー映画賞 『プロジェクト・ニム』 ノミネート
放送映画批評家協会賞 ドキュメンタリー映画賞 『プロジェクト・ニム』 ノミネート
ボストン映画批評家協会賞 ドキュメンタリー映画賞 『プロジェクト・ニム』 受賞
ラスベガス映画批評家協会賞 ドキュメンタリー映画賞 『プロジェクト・ニム』 受賞
シカゴ映画批評家協会賞 ドキュメンタリー映画賞 『プロジェクト・ニム』 ノミネート
インディアナ映画批評家協会賞 ドキュメンタリー映画賞 『プロジェクト・ニム』 受賞
ヒューストン映画批評家協会賞 ドキュメンタリー映画賞 『プロジェクト・ニム』 受賞
サンディエゴ映画批評家協会賞 ドキュメンタリー映画賞 『プロジェクト・ニム』 受賞
フェニックス映画批評家協会賞 ドキュメンタリー映画賞 『プロジェクト・ニム』 ノミネート
ナショナル・ボード・オブ・レビュー賞[5] ドキュメンタリートップ5 『プロジェクト・ニム』 受賞
ワシントンD.C.映画批評家協会賞[6] ドキュメンタリー映画賞 『プロジェクト・ニム』 ノミネート
英国インディペンデント映画賞[7] ドキュメンタリー賞 『プロジェクト・ニム』 ノミネート

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ “ヴィム・ヴェンダース、12年ぶりのアカデミー賞ノミネートなるか?ドキュメンタリー長編賞ノミネート候補が発表!”. シネマトゥデイ (2011年11月21日). 2011年12月10日閲覧。
  2. ^ “プロジェクト・ニム”. 第24回東京国際映画祭. 2012年11月24日閲覧。
  3. ^ “プロジェクト・ニム”. WOWOW. 2012年11月24日閲覧。
  4. ^ “Project Nim (2011)”. Rotten Tomatoes. 2011年12月11日閲覧。
  5. ^ “スコセッシ監督の3D映画に栄冠 ナショナル・ボード・オブ・レビュー賞”. 映画.com (2011年12月2日). 2011年12月4日閲覧。
  6. ^ “‘The Artist’ named best film of 2011 by Washington Area Film Critics Association”. The Washington Post (2011年12月5日). 2011年12月6日閲覧。
  7. ^ British Independent Film Awards 2011 Archived 2014年1月3日, at the Wayback Machine.

関連項目

  • 猿の惑星: 創世記 - ニムの生涯がヒントになったと言われている2011年の映画作品(脚注のWOWOW参照)。

外部リンク

著名な類人猿
言語を学習
  • ワショー
  • ココ
  • ニム (プロジェクト・ニム)
  • アイ (チンパンジー)
  • アユム (チンパンジー)
その他
研究者
その他
関連項目