ベルーフスシューレ

曖昧さ回避 全日制の職業学校「Berufsfachschule」あるいは全日制の職業上級学校「Berufsoberschule」とは異なります。
ドイツユーテルゼン市の校舎(1931年設立)
東ドイツのベルーフスシューレで、計測技術について学ぶ生徒たち(1971年)

ベルーフスシューレ:Berufsschule, 英:Part-time vocational school)とは、ドイツ語圏における中等教育レベルのデュアルシステムを担う定時制(パートタイム)職業学校である[1]

ドイツ

ドイツの教育」も参照

ドイツにおいてベルーフスシューレはISCED-3Bレベルであり、15-16歳で義務教育を修了(実科学校基幹学校)した者がパートタイムで入学する[1][2]。課程は3年であり、ドイツにおいては全日制学校に通っていないものは、18歳に達するまでパートタイムで職業学校に通う義務がある。生徒は週1-2日は職業学校へ、週3-4日は企業にて実地訓練を行う[1]

卒業にあたっては、ベルーフスシューレ法に基づいてドイツ商工会議所(ドイツ語版)(IHK)、 手工業会議所(ドイツ語版)(HWK)、ドイツ法律家協会(ドイツ語版)などが課す試験に合格する必要がある。

卒業試験に合格した者にはサーティフィケートが与えられる。卒業後は Fachoberschulen (4A)または ファッハシューレ (Fachschulen, 5B) に進学するか、就職する[2]

スイス

オーストリア

「de:Bildungssystem in Österreich」を参照

脚注

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  1. ^ a b c 「ものづくり人材育成のためのデュアルシステムに関する調査研究報告書」(PDF)、日本機械工業連合会、2008年3月、2017年11月20日閲覧 
  2. ^ a b “Mapping of National education programmes - Germany”. UNESCO. 2015年11月2日閲覧。[リンク切れ]

関連項目

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