マイバッハ HL230
HL230 | |
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ジンスハイム自動車・技術博物館にあるHL230 | |
タイプ | V型12気筒 |
排気量 | 23.1L |
圧縮比 | 6.8:1 |
最高出力 | 510kW |
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マイバッハ HL230はマイバッハが製造した水冷23L V型12気筒ガソリンエンジン。パンター、ヤークトパンター、ティーガーII、ヤークトティーガー、ティーガーI、シュトルムティーガーなど第二次世界大戦中のドイツの戦車で使用された。
概要
HL230は、ティーガーI戦車の初期型250両に装備された、排気量21.35Lでアルミ製のクランクケースとシリンダーブロックを備えていたHL210エンジンの改良版である。
HL230では、エンジン内径を125mmから130mmに拡大し、排気量と出力も増大した。HL230のクランクケースとシリンダーブロックはねずみ鋳鉄製、シリンダーヘッドは鋳鉄製で、重量は1,200kgである。
マイバッハ、アウトウニオン、ダイムラー・ベンツによって合計約9,000台が生産された[1]。
脚注
- ^ The United States Strategic Bombing Survey. "HL-230 Produktionszahlen" (英語). p. 28. 2023年4月24日閲覧。
外部リンク
- Copy of British report on the HL230 and HL210 engines - Tiger I Information Center
- Detailed picture gallery of HL230 Tiger engine overhaul - Armytech.com