ヴィシュヴァーミトラ

シャクンタラーの誕生、ヴィシュヴァーミトラは子供を拒絶した。

ヴィシュヴァーミトラサンスクリット語 विश्वामित्र Viśvāmitra)は、インド神話に登場する聖者(リシ)である。ヴェーダ詩人の1人で、『リグ・ヴェーダ』第3巻はヴィシュヴァーミトラの作と伝えられる。

もともとはクシャトリヤの出身で、カニヤクブジャの王ガーディの子として生まれた。しかし聖仙ヴァシシュタと戦って敗北し、武人の無力さを嘆いて聖仙となることを志し、苦行の末にバラモンになったとされる。叙事詩マハーバーラタ』、『ラーマーヤナ』にはヴィシュヴァーミトラとヴァシシュタが反目し続けたことが述べられているが、この物語はクシャトリヤとバラモンの対立を物語るとともに、バラモンのクシャトリヤに対する優位性を説くものであるとされる。

なお、カーリダーサで有名な女性シャクンタラーはヴィシュヴァーミトラの娘であるという。

脚注

参考文献

ウィキメディア・コモンズには、ヴィシュヴァーミトラに関連するカテゴリがあります。
神々
アスラ
河川
リシ
登場人物
イクシュヴァーク王家
ヴァナラ
ラークシャサ
鳥族
その他の登場人物
地名
挿話
派生文学
  • ラグ・ヴァンシャカーリダーサ作)
  • ラーヴァナヴァダ(ラーヴァナの殺戮, バッティ作)
  • マハーヴィーラチャリタ(大武勇の行状, バヴァブーティ作)
  • ウッタララーマチャリタ(ラーマ王の後日物語, バヴァブーティ作)
  • バーララーマーヤナ( ラージャシェーカラ作)
  • ラームチャリトマーナス(トゥルシーダース作)
  • ラーマキエン
  • 宝物集
関連項目
  • カテゴリ カテゴリ
  • コモンズ コモンズ
  • 表示
  • 編集
典拠管理データベース ウィキデータを編集
全般
  • FAST
  • VIAF
国立図書館
  • ドイツ
  • アメリカ