中村雄太

獲得メダル
日本の旗 日本
柔道
世界ジュニア
2022 グアヤキル 100kg超級
世界ジュニア団体戦
2022 グアヤキル 90kg超級

中村 雄太(なかむら ゆうた、2002年7月12日 - )は、奈良県出身の、日本柔道選手。階級は100kg超級。身長184cm。体重125㎏。組み手は右組み。得意技は体落[1]

経歴

柔道はあすなろクラブで始めた[1]。八木中学3年の時に全国中学校柔道大会90㎏超級の3回戦で敗れた[1]東海大仰星高校へ進むと、1年の時に全国高校選手権無差別で5位になった[1][2]。2021年に東海大学へ進学すると、1年の時に全日本ジュニアで優勝した[1][2]グランプリ・オディヴェーラスでは2回戦で元世界2位のアゼルバイジャンのウシャンギ・コカウリを大内刈で破るなどして決勝まで進むも、韓国のキム・ミンジョン肩車で敗れて2位だった[3]。2年の時には世界ジュニアに出場すると、準々決勝でジュニアの世界ランキング1位であるウズベキスタンのイスロムベク・ラブシャンクロフを技あり、その後の決勝でキューバのクルス・レオン・オマルを内股でそれぞれ破って優勝した[4][5]。団体戦では準決勝のフランス戦のみに出場すると、100㎏級で優勝したケニー・リベズを縦四方固で破ってチームの優勝に貢献した[6][7]。3年の時には体重別の決勝で旭化成太田彪雅隅落で敗れて2位だった[8]優勝大会では決勝の国士舘大学戦で斉藤立に反則負けを喫して、チームの7連覇はならなかった[9]ワールドユニバーシティゲームズでは決勝でキム・ミンジョンに合技で敗れて2位だった[10][11]。3点先取による方式で争われた団体戦では優勝したが、初戦から決勝まで前の選手が勝利を決めたことで一度も出番がなかった[12][13]グランプリ・オディベーラスでは2回戦でキム・ミンジョンに反則負けを喫した[14]

IJF世界ランキングは1190ポイント獲得で28位(24/1/29現在)[15]

戦績

(出典[1]、JudoInside.com)

脚注

  1. ^ a b c d e f 「柔道全日本強化選手名鑑 2022」近代柔道 ベースボールマガジン社、2022年4月号
  2. ^ a b 全日本ジュニア柔道体重別選手権大会
  3. ^ 100キロ超級で中村雄太が準優勝、90キロ級の岡田陸は1回戦敗退/柔道 サンケイスポーツ 2022年1月31日
  4. ^ 日本勢が3階級で優勝 世界ジュニア選手権/柔道 サンケイスポーツ 2022年8月14日
  5. ^ Guayaquil World Juniors Championships 2022
  6. ^ 混合団体で日本優勝 世界ジュニア選手権/柔道 サンケイスポーツ 2022年8月15日
  7. ^ Guayaquil World Juniors Mixed Teams Championships 2022
  8. ^ 2023年全日本選抜柔道体重別選手権大会
  9. ^ 国士舘大が16年ぶり7度目の優勝 副将・斉藤立の勝利で決める 柔道全日本学生優勝大会 スポーツニッポン 2023年6月25日
  10. ^ 柔道の杉村が優勝 夏季ユニバ 時事通信 2023年7月31日
  11. ^ Results Distribution System
  12. ^ 柔道団体、日本が優勝 夏季ユニバ 時事通信 2023年8月2日
  13. ^ Double gold for japanese teams at FISU Universiade Chengdu
  14. ^ Grand Prix Portugal 2024
  15. ^ World ranking list

外部リンク

  • 中村雄太 - JudoInside.com のプロフィール(英語)