八王子運輸区

八王子運輸区（はちおうじうんゆく）は、東京都八王子市にかつて存在した東日本旅客鉄道（JR東日本）八王子支社の運転士・車掌が所属する組織である。2007年3月18日に発足した、八王子支社としては初の運輸区である。運転士は三鷹電車区・拝島運転区から移籍し、車掌は大半が八王子車掌区から移管された。現在は八王子統括センターに再編されている。

乗務範囲

運転士

• 中央本線：東京～甲府間（御茶ノ水～三鷹間は急行線のみ乗務。快速電車は豊田～高尾間のみ担当）　
• 山手貨物線：品川～新宿間（臨時列車のみ乗務）
• 八高線：八王子～高麗川間
• 川越線：南古谷～高麗川間
• 特急列車：あずさ、かいじ、富士回遊、はちおうじ、おうめ（東京〜立川間）、成田エクスプレス（新宿〜八王子間）

車掌

• 中央本線：東京～小淵沢間（定期列車。御茶ノ水～三鷹間は急行線のみ乗務。快速電車は立川～高尾間のみ担当）・小淵沢～塩尻間（臨時列車のみ）
• 篠ノ井線：塩尻～松本間（臨時列車のみ）
• 青梅線：立川〜拝島間（臨時列車のみ）
• 武蔵野線：国立～北小金間・西浦和～与野間（どちらも臨時列車のみ）
• 東北本線：与野～大宮間（臨時列車のみ）
• 常磐線：北小金～取手間（臨時列車のみ）
• 特急列車：あずさ、かいじ、富士回遊、はちおうじ、おうめ、成田エクスプレス（新宿〜八王子間）

沿革

• 2007年（平成19年）3月18日 - 八王子車掌区に運転士が加わり、八王子運輸区として新たに発足。発足に伴い、八王子車掌区が担当していた横浜線・根岸線の行路は東神奈川車掌区（現在の相模原運輸区）へ移管された。
• 2022年（令和4年）3月12日 - 八高・川越線のワンマン運転化に伴い、同線の車掌乗務が廃止。
• 2024年（令和6年）3月16日 - 八王子運輸区廃止。八王子統括センターの一部となる。