夏の扉

曖昧さ回避 この項目では、松田聖子のシングルについて説明しています。太田裕美の同名楽曲については「まごころ (太田裕美のアルバム)」をご覧ください。
曖昧さ回避 「夏への扉」とは異なります。
夏の扉
松田聖子シングル
初出アルバム『Silhouette 〜シルエット〜』
B面 頬に潮風
リリース
規格 シングル・レコード
ジャンル 歌謡曲
時間
レーベル CBS・ソニー
(8cmCD含む)
Sony Records
(12cmCDのみ)
作詞 三浦徳子(1)
浅川佐記子(2)
作曲 財津和夫(1)
森家住吉(2)
プロデュース 若松宗雄
チャート最高順位
  • 週間1位(オリコン
  • 1981年5月度月間2位(オリコン)
  • 1981年6月度月間1位(オリコン)
  • 1981年7月度月間19位(オリコン)
  • 1981年度年間14位(オリコン)[1]
  • 2位(ザ・ベストテン
  • 1981年度上半期15位(ザ・ベストテン)
  • 1981年度年間11位(ザ・ベストテン)
  • 2位(ザ・トップテン
  • 1981年年間16位(ザ・トップテン)
松田聖子 シングル 年表
チェリーブラッサム
(1981年)
夏の扉
(1981年)
白いパラソル
(1981年)
収録アルバムSilhouette〜シルエット〜
Je t'aime
(7)
夏の扉
(8)
花びら
(9)
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夏の扉』(なつのとびら)は、1981年4月21日CBS・ソニーからリリースされた松田聖子の5枚目のシングル[2]規格品番:07SH 977。

7インチ・アナログ盤レーベルは「チェリーブラッサム」に続き初盤プレスのみ重厚なブルーレーベルになっており、従来のCBS・ソニーのオレンジレーベルと2種類が存在している。

1989年には8cmCDとして、2004年には紙ジャケット仕様の完全生産限定盤12cmCDとして再発された。

2010年には『Seiko Matsuda Single Collection 30th Anniversary Box 〜The voice of a Queen〜』に含まれる一枚として、2010年デジタルリマスタリング音源が、高品質Blu-spec CD仕様で再発された。

背景

表題曲「夏の扉」は、資生堂(現・ファイントゥデイ)「エクボ」ミルキィフレッシュのCMソングとして使用された。同じ商品のCMに採用された裸足の季節の「エクボ」、風は秋色の「ミルキー」、本曲の「フレッシュ」の歌詞をつなぎ合わせることで商品名が完成する仕掛けがなされている。その後、2010年7月にサントリーの飲料「ビタミンウォーター」、2019年には伊藤ハムの食品「朝のフレッシュあらびきポークウインナー」テレビCMにも使用された。

財津和夫作曲による2枚目のシングルであり、三浦徳子作詞による最後のシングルとなっている。アイドル歌謡らしからぬ前作「チェリーブラッサム」と比較し、アイドル・ポップスの「王道」と言うべき本作は、当初から松田本人が気に入り、レコーディングもすぐにOKが出たという[2]

テレビの音楽番組での振付は、初期の「(イントロ)猫パンチ」や、「ハサミチョキチョキポーズ」など、途中で何度も変わっている。

コンサートではラスト(またはラスト近く)の定番曲であり、「髪を切った私に」などの後の「聖子コール」と、サビの「フレッシュ、フレッシュ、フレッシュ」をファンが合唱するのがお約束。

スタジオ・ミュージシャン今剛が弾く間奏の2回目のエレクトリック・ギターのソロパートの難易度が高く、発表当時の生演奏の歌番組では演奏を失敗した回や、奏者が演奏しやすいように独自に編曲した回などが多く見られた(歌番組では大半が2番を省略し、2回繰り返す間奏を1回に短縮)。

第32回NHK紅白歌合戦』(1981年)披露曲。本作は歌詞に「髪を切った私に」というフレーズがあるが、松田は年末に翌年のシングルのイメージに合わせてデビュー以来の聖子ちゃんカットを切ってショートヘアにしており、奇しくも歌詞の内容に通じる髪型になっていた。

松田のファンを公言する平井堅が「POP STAR」(2005年)で「キラキラしたPOPS」の世界観を伝えるため、「POP STAR」の編曲者亀田誠治に「夏の扉」を聴いてもらったという(J-WAVEのラジオ番組にて、平井談)。

収録曲

  1. 夏の扉(3:30)
    作詞:三浦徳子 作曲:財津和夫 編曲:大村雅朗
  2. 頬に潮風(4:41)
    作詞:浅川佐記子 作曲:森家住吉 編曲:松井忠重

カバー

関連作品

関連項目

脚注

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出典

  1. ^ 別冊宝島2611『80年代アイドルcollection』p.38.
  2. ^ a b YouTube「若松宗雄チャンネル」 (日本語) 【松田聖子ストーリー】「夏の扉」, https://www.youtube.com/watch?v=nSF3ba07t7U 2021年7月14日閲覧。 
松田聖子のシングル
1980年代
1990年代
2000年代
2010年代
オリコン月間シングルチャート第1位(1981年6月)
1980年
1981年
1982年
1983年
1984年
  • 1960後
  • 1970前
  • 1970後
  • 1980前
  • 1980後
  • 1990前
  • 1990後
  • 2000前
  • 2000後
  • 2010前
  • 2010後
  • 2020前
オリコン週間シングルチャート第1位(1981年6月8日-6月15日付・2週連続)
1月
2月
3月
4月
5月
6月
  • 1日 ルビーの指環(寺尾聰)
  • 8日・15日 夏の扉(松田聖子)
  • 22日・29日 ブルージーンズ メモリー(近藤真彦)
7月
  • 6日 ブルージーンズ メモリー(近藤真彦)
  • 13日・20日・27日 長い夜(松山千春
8月
9月
10月
11月
12月
  • 7日・14日 悪女(中島みゆき)
  • 21日・28日 セーラー服と機関銃(薬師丸ひろ子
  • シングル:1967
  • 1968
  • 1969
  • 1970
  • 1971
  • 1972
  • 1973
  • 1974
  • 1975
  • 1976
  • 1977
  • 1978
  • 1979
  • 1980
  • 1981
  • 1982
  • 1983
  • 1984
  • 1985
  • 1986
  • 1987
  • 1988
  • 1989
  • 1990
  • 1991
  • 1992
  • 1993
  • 1994
  • 1995
  • 1996
  • 1997
  • 1998
  • 1999
  • 2000
  • 2001
  • 2002
  • 2003
  • 2004
  • 2005
  • 2006
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  • デジタルシングル:2017・2018
  • 2019
  • 2020
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  • 2022
  • 2023
  • 2024

  • 合算シングル:2018・2019
  • 2020
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  • 2024

  • ストリーミング:2018・2019
  • 2020
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