小説投稿サイト

小説投稿サイト(しょうせつとうこうサイト)とは、インディーズアマチュア(専業ではなく別に職業を持ち、作品発表で生計を立てているわけでもない)のオンライン作家が、自由に小説を公開できるウェブサイトである。

大きく分けて感想や批評を交換することを目的としたサイトと、作品を公開することを目的とするサイトがある。前者では、公開された小説(オンライン小説)に対する読者や他の作家からの感想や評価、評点によって実力を知り、執筆力や技術力を向上させることを狙う。サイトによってはエブリスタのように、小説以外の作品(漫画写真レシピなど)を総合的に扱っていたところや、魔法のiらんどのようにホームページ作成サービスから発展したサイトなどもある。

個人運営のサイトでは同人誌的コミュニティ形成を目的とし、出版社運営のサイトでは新人発掘など商用を目的にする。また新たにインターネット情報サービス会社による運営サイトも出現している。

主な小説投稿サイト

中国語圏

詳細は「zh:Category:網路文學網站」を参照
  • 起点中文网(中国語版)
  • Penana(中国語版) - 香港
  • 晋江文学城(中国語版) - 女性向け
  • 榕樹下(中国語版)

韓国

詳細は「韓国におけるウェブ小説(英語版)」を参照
  • ノベルピア
  • Munpia(ムンピア)
  • Joara(ジョアラ)

英語圏

  • Wattpad(英語版)

世界

  • Archive of Our Own(英語版) - 二次創作作品投稿サイト。2019年のヒューゴー賞関連書籍部門を団体として受賞[7]

脚注

出典

  1. ^ “新小説投稿サイト「ノベマ!」がオープン ライトノベルを含むあらゆる小説ジャンルを包括して展開へ” (英語). ラノベニュースオンライン. 2024年2月17日閲覧。
  2. ^ “業界騒然!? アミューズとビーグリーが組んだ「小説コンテスト」はどう生まれた? キーパーソンが語る世界を目指すIP戦略”. Real Sound|リアルサウンド ブック (2023年10月16日). 2024年2月17日閲覧。
  3. ^ “Web小説アプリ「テラーノベル」 無断転載やR18の2次創作掲載に批判”. KAI-YOU.net | POP is Here . (2022年7月19日). 2024年2月17日閲覧。
  4. ^ “第一回ラノベストリート大賞の結果発表 「大賞」に1作品など3作品が受賞” (英語). ラノベニュースオンライン. 2024年2月17日閲覧。
  5. ^ “NOVEL DAYS”. 講談社、未来創造 (2018年). 2024年1月28日閲覧。
  6. ^ 『講談社のマンガ編集者と出会えるマンガ投稿サイト「DAYS NEO」、未来型イラスト投稿サイト「ILLUST DAYS」に、なんでもできる小説投稿サイト「NOVEL DAYS」が仲間入り!』(プレスリリース)株式会社講談社、2018年8月20日。https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001830.000001719.html2024年1月28日閲覧 
  7. ^ Whitbrook, James (2019年8月20日). “Here Are Your Hugo 2019 Award Winners” (英語). Gizmodo Australia. 2023年10月14日閲覧。

関連項目