日韓市民でつくる日韓会談文書全面公開を求める会

日韓市民でつくる日韓会談文書全面公開を求める会は、日本市民団体。日本と韓国の外交交渉の関係文書の公開を求めている。2005年8月から日韓文書公開運動を開始し、2006年12月18日、結成式を行った[1]。以後、情報開示請求裁判、シンポジウムなどを行っている。

目的

会の目的は、以下のように文書の全面公開と日本の謝罪と賠償請求である[2]

  • 日本政府に対して、日韓会談関連文書の全面公開を求める。
  • 日本政府に対して、朝鮮半島に対する植民地支配の事実と責任を認めさせ、アジア・太平洋戦争による韓国・朝鮮人被害者と遺族への謝罪と補償を実現させる。
  • 外務省に対して全面公開を求めて訴訟をおこなう

呼びかけ人

呼びかけ人、代表一覧[3]

日本側

韓国側

  • 姜琪正(第17代国会議員・光州北区)
  • 金昌禄(慶北大学校法科大学副教授)
  • 文炳蘭(朝鮮大学校[要曖昧さ回避]教授)
  • 朴相培(カトリック大学校教授)
  • 徐仲錫(成均館大学校史学科教授)
  • 安晋吾(全南大学校名誉教授)
  • 梁亨一(第17代国会議員・光州東区)
  • 廉東洲(第17代国会議員・光州西区)
  • 尹明淑(韓日民族問題学会)
  • 尹貞玉(元韓国挺身隊問題対策協議会共同代表)
  • 李金珠(太平洋戦争犠牲者光州遺族会会長)
  • 鄭東采(第17代国会議員・光州西区)
  • 趙培淑(第17代国会議員・全羅北道益山)
  • 池秉文(第17代国会議員・光州南区)
  • 崔鳳泰(韓国側情報公開訴訟担当弁護士)
  • 崔順徳(光州学生独立運動白紙同盟主導者)
  • 崔栄鎬(韓日民族問題学会会長)
  • 崔仁基(第17代国会議員・全羅南道和順)
  • 金景錫(太平洋戦争韓国人犠牲者遺族会会長、故人)

共同代表

太田修、田中宏西野瑠美子山田昭次、吉澤文寿

2012年には、太田修、田中宏、吉澤文寿の3人が共同代表[4]

副代表・情報公開代理人

  • 山本直好(日鉄元徴用工裁判を支援する会)

事務局長

  • 小竹弘子(名古屋三菱・朝鮮女子勤労挺身隊訴訟を支援する会・会員)

賛同団体

団体賛同は以下、70団体[4]

  • 歴史科学協議会
  • 歴史学研究会
  • 人権平和・浜松
  • 岡まさはる記念長崎平和資料館
  • 歴史復元国民運動本部
  • 第二次不二越強制連行・強制労働訴訟を支援する北陸連絡会
  • 強制動員真相究明ネットワーク
  • 戦後責任を問う・関釜裁判を支援する会
  • 早よつくろう!「慰安婦」問題解決法・ネットふくおか
  • 日本軍「慰安婦」問題解決のために行動する会・北九州
  • 強制連行・企業責任追及裁判全国ネットワーク
  • 東京朝鮮人強制連行真相調査団
  • 在韓軍人軍属(GUNGUN)裁判の要求実現を支援する会
  • アジア女性資料センター
  • 憲法9条―世界へ未来へ 連絡会
  • 「戦争と女性への暴力」リサーチ・アクション・センター (VAWW RAC)
  • 強制連行・強制労働犠牲者を考える北海道フォーラム
  • アクティブ・ミュージアム「女たちの戦争と平和資料館」(wam)
  • 「慰安婦」問題解決オール連帯ネットワーク
  • 女性と天皇制研究会
  • 「キリスト者・教条の会」北九州
  • 曽根九条の会
  • イラク判決を生かす会
  • 反天皇制運動連絡会
  • 憲法 20条が危ない!緊急連絡会事務局
  • コリア NGO センター
  • キリスト者政治連盟(日本キリスト教協議会準加盟団体)
  • 平和を考え行動する会
  • 東北アジア情報センター(広島)
  • フィリピン人元「従軍慰安婦」を支援する会
  • 強制連行・企業責任追及全国裁判ネットワーク
  • 日本製鉄元徴用工裁判を支援する会
  • ノー!ハプサ、日本軍「慰安婦」問題の解決を目指す北海道の会
  • 在日の慰安婦裁判を支える会
  • ピースサイクル全国ネットワーク
  • 日韓・日朝の明日を考える釧路かささぎの会
  • 川崎から日本軍「慰安婦」問題の解決を求める市民の会
  • 東京一般労働組合東京音楽大学分会]

関連団体

脚注

  1. ^ 設立
  2. ^ [1] 2010年活動方針
  3. ^ [2]
  4. ^ a b c d e f g [3] 2012年時点呼びかけ人
  5. ^ 朝鮮人強制連行真相調査団『強制連行された朝鮮人の証言』『検証・朝鮮植民地支配と補償問題』明石書店などの著書がある。

関連項目

外部リンク

  • 日韓市民でつくる日韓会談文書全面公開を求める会