梶本雄介

梶本 雄介(かじもと ゆうすけ、1969年12月17日 - )は株式会社アルファポリスの代表取締役社長。

経歴

東京都多摩市出身、都立国立高校卒。東京大学工学部を経て、1993年株式会社博報堂入社、国内外のイベント事業に携わる[1]。2000年株式会社アルファポリスを設立、代表取締役社長に就任[2]

創業後、インターネットの人気作を出版することを軸に[2][3][4]、しばらくは編集、営業、プログラムを含むサイト制作など自ら全てこなす一人出版社として活動。[1][5][6]

2003年市川拓司のデビュー作「Separation」が日本テレビ系列で「14ヶ月」の題名でTVドラマ化。以降、「THE QUIZ椙本孝思、「レイン」吉野匠、「虹色ほたる川口雅幸、「ゲート 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり柳内たくみ、など小説のヒット作、メディア化作を輩出し、業容を拡大[7]

2012年「第7回ニッポン新事業創出大賞」アントレプレナー部門にて最優秀賞を受賞[8]。2014年東証マザーズに上場[1][2]。さらに漫画事業にも力を入れ[2][4]、電子書籍などの領域により会社を成長。


参考文献

  1. ^ a b c 「ネットコンテンツの書籍化で上場、アルファポリスが挑む新たな出版社像」東京IT新聞2015年1月28日
  2. ^ a b c d 「アルファポリス・梶本社長「ヒット作を出す確率の高さが高利益率の源泉」」会社四季報オンライン2014年12月08日
  3. ^ 「インターネットからの出版」版元ドットコム2009年5月20日 - 梶本雄介による自社紹介文
  4. ^ a b 「衝撃ネット小説のいま ネットとリンク、ヒット連発」新文化オンライン2013年3月7日
  5. ^ 「パネルディスカッション 「企業の成長メカニズム」」日本政策金融公庫総合研究所2019年3月28日
  6. ^ 「株式会社アルファポリス創業者、梶本雄介:成長する転換期とは?」珠玉の成功法則2020年9月30日
  7. ^ 「「GATE」でおなじみ出版業界の異端児株式会社アルファポリスとは?」社長名鑑
  8. ^ 「第7回ニッポン新事業創出大賞」公益社団法人日本ニュービジネス協議会連合会2012年10月16日

外部リンク