老人休養ホーム

老人休養ホーム(ろうじんきゅうようホーム)は景勝地温泉地等の休養地において、老人に対し低廉で健全な保健休養のための場を与え、もって老人の心身の健康の増進を図ることを目的とした施設である[1]

概要

  • 老人休養ホームは日本国内の景勝地や温泉地等において高齢者に対し利用しやすい料金で健全な保健休養の場を提供し、高齢者の心身の健康の増進を図るため1965年厚生省社会局長が各都道府県知事に通知した「老人休養ホーム設置運営要綱」[1]に沿って地方公共団体が設置した高齢者のための休憩・宿泊施設である。
  • 利用者はおおむね60歳以上の者及びその付添人とし、宿泊利用定員は原則として80人程度とされているが、利用定員に余裕がある場合はその他の者の利用を防げないこととなっている。
  • 高齢者のための休憩・宿泊施設ではあるが、老人福祉法で規定する老人福祉施設には該当しない。
  • 1991年3月末の時点では全国に74ヶ所[2]存在していたが、2008年10月の時点では33ヶ所[3]まで減少している。

日本国内の老人休養ホーム

国内に存在する老人休養ホームの一例を示す。

脚注

  1. ^ a b 「老人休養ホームの設置運営について」昭和40年4月5日社老第87号各都道府県知事あて厚生省社会局長通知
  2. ^ 参議院予算委員会 平成3年4月10日
  3. ^ 平成20年社会福祉施設等調査結果の概況(厚生労働省)

関連項目

介護サービス
指定居宅サービス
居宅介護支援事業所
介護保険施設

特別養護老人ホーム | 介護老人保健施設 | 指定介護療養型医療施設 | 介護医療院

福祉施設
介護保険外事業者
介護用品福祉用具
法律
資格

訪問介護員 | 社会福祉士 | 精神保健福祉士 | 介護支援専門員 | 介護福祉士 | 移動介護従事者 | 重度訪問介護従業者| 居宅介護従業者| 行動援護従業者| 同行援護従業者| 強度行動障害支援者| 福祉用具専門相談員| 福祉用具供給事業従業者研修| 福祉用具供給事業従事者現任研修| 難病患者等ホームヘルパー| 精神障害者ホームヘルパー| 喀痰吸引等研修| 福祉住環境コーディネーター| 福祉用具プランナー| 可搬型階段昇降機安全指導員| 介護予防運動指導員| 介護予防主任運動指導員養成事業| 健康生きがいづくりアドバイザー| 医療福祉環境アドバイザー| 看護師(准看護師を含む)| 医師| 歯科医師|薬剤師|作業療法士| 理学療法士| 言語聴覚士| 視能訓練士|音楽療法士|保健師|調理師|栄養士

団体

テクノエイド協会| シルバーサービス振興会

用語
理論
人物
カテゴリ Category:介護
  • 表示
  • 編集
スタブアイコン

この項目は、社会科学に関連した書きかけの項目です。この項目を加筆・訂正などしてくださる協力者を求めています(PJ:社会科学)。

  • 表示
  • 編集