野林厚志

野林 厚志
人物情報
生誕 1967年????
日本の旗 日本大阪府
出身校 東京大学
学問
研究分野 文化人類学
研究機関 国立民族学博物館
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野林 厚志(のばやし あつし、1967年-)は、日本人類学者国立民族学博物館学術資源研究開発センター・教授。総合研究大学院大学文化科学研究科・教授。専攻は人類学、民族考古学、物質文化論。主要な研究テーマは、台湾原住民族のエスニシティ、人間と動物との関係史、食の文明論。国内外の博物館における展示会も手がける。

経歴

1967年、大阪府生まれ。東京大学理学部を卒業後、同大学院理学系研究科人類学専攻に進んだ。同大学大学院博士課程を中退。

1996年、国立民族学博物館第3研究部助手となる。1998年からは同館民族社会研究部助手、2000年からは同館民族学研究開発センター助手。2003年に同館助教授に昇進。2004年より同館文化資源研究センター助教授、後に同研究戦略センター准教授。2017年より同館学術資源研究開発センター教授。

研究内容・業績

  • 狩猟農耕民の食生活とエスニシティの関係に関する通文化比較研究を行っている。
  • 台湾をフィールドとした著作が多い[1][2]

著作

単著

主編著

  • 『百年來的凝視』(順益台湾原住民博物館、2009年 ISBN 978-957-30287-9-6)
  • 『台湾原住民研究の射程ー接合される過去と現在』(順益台湾原住民博物館、2014年 ISBN 978-4-894-89847-9)
  • 『肉食行為の研究』(平凡社、2018年 ISBN 978-4-582-83770-4)
  • 太陽の塔からみんぱくへー70年万博収集資料』(国立民族学博物館、2018年 ISBN 978-4-906962-66-2)

共編著

  • 『先住民とは誰か』(窪田幸子との共編 世界思想社、2009年 ISBN 978-4-7907-1438-5)
  • グローバリゼーションと「生きる世界」―生業からみた人類学的現在』(松井健・名和克郎との共編 世界思想社、2011年 ISBN 978-4-8122-1108-3)
  • 『生業と生産の社会的布置-グローバリゼーションの民族誌のために-国立民族学博物館論集1』(松井健・名和克郎との共編 岩田書院、2012年)

外部リンク

  • 国立民族学博物館|学術資源研究開発センター・教授 野林厚志
  • 精神のエクスペディシオン

脚注

  1. ^ みんぱく(台湾を考える5つの視点)
  2. ^ 東京大学(人類はいかにして島に渡ったか人口シミュレーションによる「漂流説」の検討)
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