H.E.R.

H.E.R.
H.E.R. 2019年
基本情報
出生名 ガブリエラ・ウィルソン
(Gabriella Wilson)
生誕 (1997-06-27) 1997年6月27日(26歳)
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国カリフォルニア州ヴァレーホ
ジャンル
職業
  • 歌手
  • ソングライター
担当楽器
  • ヴォーカル
  • ギター
  • ピアノ
活動期間 2009年–
レーベル
  • RCA
  • MBK Entertainment
共同作業者
公式サイト https://everythingrevealed.her-official.com/

H.E.R.(ハー、本名:ガブリエラ・ウィルソン(Gabriella Wilson)、1997年6月27日 - )は、アメリカ合衆国カリフォルニア州ヴァレーホ出身のシンガーソングライターR&Bミュージシャン

いくつかの音楽活動を経て、2016年にH.E.R.としてデビューEP『H.E.R. Volume 1』をリリース。その後の作品を集めたコンピレーションアルバム『H.E.R.』(2017年)は、第61回グラミー賞で新人賞を含む5部門にノミネートされ、最優秀R&Bパフォーマンス賞と最優秀R&Bアルバム賞を受賞した[1]。2作目のコンピレーションアルバム『I Used to Know Her』(2018年)はグラミー賞のアルバム・オブ・ザ・イヤー、収録曲「Hard Place」がソング・オブ・ザ・イヤーなど、主要部門を含む5部門にノミネートされた[2]

来歴

コーチェラダニエル・シーザーとステージに立つH.E.R.(2018年)

1997年6月27日、H.E.R.こと、ガブリエラ・ウィルソンはカリフォルニア州ヴァレーホでフィリピン人の母とアフリカ系アメリカ人の父の間に生まれた[3]。カリフォルニアのサンフランシスコ・ベイエリアで育った彼女は、幼い頃にトゥデイ・ショー(Today Show)でアリシア・キーズをピアノでカバーしたことで知られるようになり、12歳の時にはラジオ・ディズニー(Radio Disney)の「ザ・ネクスト・ビッグ・シング(The Next BIG Thing)」に出演している[4][5]

14歳でRCAと契約し、2014年に本名でシングル「Something to Prove」をリリースした[6]。2016年後半にH.E.R.の名に変更し、2016年9月9日にデビューEP『H.E.R. Vol.1』をリリースする。この作品をアッシャー、Pusha Tアリシア・キーズリアーナなどがソーシャルメディアでシェアし広く知られるようになった[7][8]

2017年6月16日、2作目のEP『H.E.R. Vol.2』をリリース。10月20日には『H.E.R. Vol.2, The B Sides (2017)』をリリースした。そして10月20日には、同シリーズの3枚のEPまとめたコンピレーション・アルバム『H.E.R.』がリリースされた。同アルバムは第61回グラミー賞で主要部門であるアルバム・オブ・ザ・イヤー、ベスト・ニュー・アーティストを含む全5部門にノミネートされ、最優秀R&Bパフォーマンス賞と最優秀R&Bアルバム賞を受賞した[1]

2018年には2枚のEP『I Used to Know Her: The Prelude』『I Used to Know Her: Part 2』をリリース。2019年8月30日、その2枚のEPをまとめた2作目のコンピレーション・アルバム『I Used to Know Her』がリリースされた。第62回グラミー賞ではアルバム・オブ・ザ・イヤー、収録曲「Hard Place」がソング・オブ・ザ・イヤーなど、主要部門を含む5部門にノミネートされた[9]

ディスコグラフィ

詳細は英語版「en:H.E.R. discography」を参照

スタジオ・アルバム

  • Back of My Mind[10](2021年)

コンピレーション・アルバム

  • H.E.R. (2017年)
  • I Used to Know Her[11] (2019年)

受賞歴

詳細は英語版「en:H.E.R.#Awards and nominations」を参照

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ a b “H.E.R. Wins Best R&B Album” (英語). GRAMMY.com (2019年2月10日). 2020年11月23日閲覧。
  2. ^ “62nd Annual GRAMMY Awards” (英語). GRAMMY.com (2020年5月19日). 2020年11月23日閲覧。
  3. ^ “H.E.R. | Biography, Albums, Streaming Links” (英語). AllMusic. 2020年11月23日閲覧。
  4. ^ “Doing It H.E.R. Way: Singer Gabi Wilson Emerges From Shadows - NBC Southern California”. web.archive.org (2019年2月12日). 2020年11月23日閲覧。
  5. ^ “10 Things You Should Know About Gabi Wilson”. BET.com. 2020年11月23日閲覧。
  6. ^ Robehmed, Natalie. “Yes, R&B Sensation H.E.R. Is Gabi Wilson” (英語). Forbes. 2020年11月23日閲覧。
  7. ^ “H.E.R. on Apple Music”. web.archive.org (2017年6月17日). 2020年11月23日閲覧。
  8. ^ “H.E.R. On The Surprise Of Hearing Her Song In Rihanna’s Breezy Instagram Video” (英語). The FADER. 2020年11月23日閲覧。
  9. ^ “62nd Annual GRAMMY Awards” (英語). GRAMMY.com (2020年5月19日). 2020年11月23日閲覧。
  10. ^ “HER Announces The Title Of Her Upcoming Debut Album, ’Back Of My Mind’” (英語). UPROXX (2021年4月23日). 2021年6月25日閲覧。
  11. ^ “H.E.R. Rereleases 'I Used To Know Her' EPs As Full-Length Album With New Tracks | SoulBounce | SoulBounce” (英語). www.soulbounce.com. 2021年6月25日閲覧。

外部リンク

ウィキメディア・コモンズには、H.E.R.に関連するカテゴリがあります。
  • 公式ウェブサイト(英語)
1934–1940
  • コンチネンタル(英語版)
    • 作曲: コン・コンラッド(英語版)
    • 作詞: ハーブ・マジッドソン(英語版)(1934)
  • 「ブロードウェイの子守歌」
    • 作曲: ハリー・ウォーレン(英語版)
    • 作詞: アル・デュビン(英語版)(1935)
  • 今宵の君は
  • 麗しのレイラニ
    • 作曲・作詞: ハリー・オーウェンス(英語版)(1937)
  • 思い出によみがえる(英語版)
    • 作曲: ラルフ・レインジャー(英語版)
    • 作詞: レオ・ロビン(英語版)(1938)
  • 虹の彼方に
  • 星に願いを
1941–1950
1951–1960
1961–1970
1971–1980
1981–1990
1991–2000
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