ルビーチョコレート
ルビーチョコレートは、ルビーカカオを原料とするピンク色のチョコレートである[1]。
スイスに本拠を置き、チョコレートの製造・販売を行うバリーカレボーによって10年以上の年月をかけて開発され、2017年9月に発表された[2][3]。日本では2018年1月に消費者向けの製品が発売されている[1]。
原料となるルビーカカオは、特定の種類や原産国のカカオではなく、特有の色と味わいの元となる天然の前駆体を含有するカカオであり[1]、バリーカレボー独自のノウハウで選別される[3]。ルビーカカオから製造されるルビーチョコレートは、色はピンク色[1][2]またはルビー色[3]と形容され、味にはベリーのような酸味があることが特徴である[2][3]一方、従来の他の種類のチョコレートが持つカカオの風味はほとんどない[4]。ブラックチョコレート(ダークチョコレート、ビターチョコレート)、ミルクチョコレート、ホワイトチョコレートに次ぐ4種類目のチョコレートであることから、「第4のチョコレート」とも呼ばれる[1]。
バリーカレボーの日本法人であるバリーカレボージャパン株式会社が2019年2月にインターネットを通じて行った調査によれば、ルビーチョコレートを知っていると回答したのは42%で、食べたことがあると回答したのは5%であった[5]。
脚注
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- ^ a b c d e “なんでピンク色なの?着色料? 「ルビーチョコ」が注目されている理由!これまでのチョコとは違う”. アスキーグルメ (角川アスキー総合研究所). (2020年1月14日). https://ascii.jp/elem/000/002/007/2007260/
- ^ a b c “ネットを騒がすルビーチョコレートとブロンドチョコレートとは”. 日経XTREND (日経BP). (2018年2月13日). https://xtrend.nikkei.com/atcl/trn/pickup/15/1008498/020601134/
- ^ a b c d “「第4のチョコ」とアピール:ファミマやネスレを魅了する「ルビーチョコレート」とは? ベルギー大使館の豪華すぎる発表会に行ってきた”. ITmedia. (2020年1月10日). https://www.itmedia.co.jp/business/articles/2001/10/news048.html
- ^ Churchill, Francis (2017年10月20日). “'Ruby' chocolate aims to satisfy new consumer tastes” (英語). Supply Management (Chartered Institute of Procurement & Supply). https://www.cips.org/supply-management/news/2017/october/cocoa-giant-makes-ruby-chocolate/ 2018年1月3日閲覧。
- ^ 『80%以上が「食べてみたい」と回答した、今年大ブレイクの「ルビーチョコレート」希少な味を体験した人は5%に』(プレスリリース)バリーカレボージャパン株式会社(PR TIMES)、2019年3月26日。https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000039056.html。
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