内巻込

内巻込(うちまきこみ)は、柔道投技横捨身技の一つ。講道館国際柔道連盟 (IJF) での正式名。IJF略号UMK

概要

相手の片腕を一本背負いの様に抱え、相手の腕を首に巻き付ける様に引いて、深く腰を回し入れ、倒れこみながら投げる技。

右組の場合、技を仕掛ける側(取)は相手(受)を前または右前隅に崩し、右腕を相手の右腋に内から差し入れて相手の右腕を抱え込み(一本背負投のように抱えることになる)、左回りに270度ほど回って腰を相手の外側に出して相手の足が出るのを防ぎつつ、相手の前方、自らの右に倒れ込みながら体を捨てて、抱えた腕を首に巻き付けるように引きつけて投げる。

一本背負いを堪えられた時に、これに連絡すると良い。

参考文献

  • 醍醐敏郎『写真解説 講道館柔道投技 下』本の友社 1999年 ISBN 4-89439-190-2

外部リンク

  • 内巻込|柔道チャンネル

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絞技(12本)
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*は禁止技

その他の技

柔道黎明期に存在した技

抱上 - 小手挫 - 小手返 - 首挫 - 逆指 - 足挫 - 足詰 - 足取緘

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