移腰

移腰のイラスト

移腰(うつりごし)は、柔道投技腰技10本の一つ。講道館国際柔道連盟 (IJF) での正式名。IJF略号UTS

概要

腰技の返し技で後の先の技の一種である。主に、釣込腰払腰跳腰といった相手に背を向けて投げる技(腰技)に対して使われる。

お互いが右組である場合、相手(受)がこれらの技を仕掛けてきた時、自分(取)は相手の技を右にかわしながら膝を曲げながら左手で帯をつかむ。その後、膝を伸ばしながら、腹を突き出すようにして相手を釣り上げて(抱き上げて)体を入れ替える形で、左の腰に相手を乗せ支点として前方に投げる。このとき相手を抱え上げず(釣り上げず)に体を入れ替え、腰に乗せて投げた場合は大腰となる[1]

脚注

  1. ^ “9.大腰(おおごし)<5;>”. 2000年9月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年1月16日閲覧。

外部リンク

柔道の決技(きまりわざ)

投技(68本)
手技(16本)
腰技(10本)
足技(21本)
真捨身技(5本)
横捨身技(16本)
固技(32本)
抑込技(10本)
絞技(12本)
関節技(10本)

*は禁止技

その他の技

柔道黎明期に存在した技

抱上 - 小手挫 - 小手返 - 首挫 - 逆指 - 足挫 - 足詰 - 足取緘

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